神宮球場
横 浜 101 110 112 8
東京ヤクルト 022 002 22Ⅹ 10
出てくる投手出てくる投手、ことごとく得点を許していく。
毎回の15安打で9イニング中7イニングで失点。
都合8点を横浜に献上する体たらく。
これでは勝てるわけが無い…無いんだけど、勝ってしまった。
まさに勝ちに不思議の勝ちありだ。
象徴的だったのが八回のスワローズの攻撃か。
無死一塁で西田が送りバントをファールし、追い込まれてから苦し紛れのバスターが成功しチャンスが拡がる。
続く代打廣岡もバントをファールし、追い込まれてから何とかスリーバントを成功させる。
一死二三塁では上田がスクイズを敢行もこれまたファールするも、最終的には犠牲フライを打つことでミスを帳消し。
こんな感じだったから、横浜側からすれば、負けに不思議の負けなしという所か。
なにしろ、10得点のスワローズ、実は6安打。
ただ、味のある攻撃はあった。七回の一死一三塁で山田と青木のコンビプレイとも言えるエンドランで併殺逃れの得点。
更に二死一二塁となった場面で山田が虚を突く三盗で暴投を誘い追加点を挙げた。
こういうシーンを目にすると、やはり山田は一番だろうと思ってしまう自分がいる。
置いといて、今のスワローズ打線を支えているのは西浦山崎の二人だろう。
この二人がいるお陰で得点力が格段にアップしている。
こうなると、村上の存在感が更に増す。
先発が頑張れば…。
そんな当たり前の結論に行き着く乱打戦での勝利でありました。