もな目線


……………


るんるん気分で、第1体育館の前へと着いた私だったが


決して多くはないが、聞こえてくる声に竦んでしまった。


「うわ、絶対人いるじゃん。 緊張してきた…」


「もな大丈夫ー? そんな怖がらんでも、何もされへんで〜w」


「怖いってわけじゃないんだけどさ…あー、緊張する」


「まぁもたもたしててもしゃーない、はよ入ろか!」


「ねぇあと5分待って! 今はダメ! 今はやめよー!」


「今行くしかないやろ!」


そう言ってみーが扉を開ける


あぁぁぁ


……………


てち目線



「ごめんください! バスケ部ってここであってますか?」


変わったイントネーションだなぁ、関西の人かな?


それにどこかで見たような顔だなぁ


ねるに聞いてみようと思い、ねるの方を見ると


はっ! というような驚いた顔で、やってきた2人の方を見ていた。


守屋さんが答える


「そうだよ〜。 あ、でも今は見に来てくれた新一年生が3人いるよ! あなたたちも見に来てくれた感じ!?」


どうやら守屋さんは、新入部員獲得のチャンスだと思い、テンションが上がっているようだ。


「あ、はい! そうです! うちは小池美波っていいます! ほら、もなも!


「え、あ、えっと、志田愛佳です。ってあれ、ねる??」


志田さんが、ねるの方を見て驚いている


小池さんも同様にだ。


「みーちゃん! もなー!」


「「ねる!! 」」


あ、私も思い出した。 うちのクラスの人だ!


理佐はまだピンと来ていないのか、キョトンとしている。


「まさかみーちゃんともなも、バスケ部志望だったなんて! 知らなかったよ〜」


「そういうねるも! 予想外だったよw」


「ほんまに、それに理佐ちゃんも平手さんもおるやん! みんなバスケ部なんやな!」


「そうなんだよ〜、あ、みんな置いてきぼりだから…」


とねるが私たちの方を向いた。


「守屋さん、菅井さん、この子達、同じクラスの子なんです!理佐とてちがいなかったときに、少し喋ったんですよ〜 」


すると菅井さんが納得したように


「なるほどね〜、そういうことだったんだw 」


守屋さんは


「へぇ〜、そうなんだ。 あ、志田さんと小池さんは両方ともプレイヤー志望? マネさん志望はいるー?」


「あ、うちマネージャー志望です! あと、みーちゃんって呼んでいただきたいですw」


「なるほど、了解! じゃあ志田さんは、プレイヤーかな?」


「あ、はい。 」


志田さんの表情が少し硬い


どうやら緊張しているようだ。


そこで助け舟を出したのは、理佐とずーみんだ


「ねぇ! 志田さんはなんて呼べばいい?」


「同じクラスなんだし、これからも仲良くしたいからさ、あだ名教えてよw」


「んー、じゃあもなで」


「もな…モナカみたいだねw」


「もな…うん! もなちゃんよろしくー!」


ずーみんの明るさに、理佐のフランクな態度が


もなちゃんの肩を楽にしたようで


もなちゃんも笑っていた。


「んー、まだ仮だけど、とりあえずプレイヤー志望が理佐、てち、もなちゃんの3人でマネージャー志望がねるちゃん、みーちゃんだね。 ということは…試合ができる!」


菅井さんがとても嬉しそうに言った


「ついにだね、あかねん、ゆっかー! 」


ずーみんも同じ気持ちのようだ。


「やっとだよ… ずいぶん待ったねw」


守屋さんが笑っている。


「あ、なんだかんだで自己紹介がまだだったね。 私は菅井友香。 
堅いのは嫌だから、ゆっかーでいいし、普通に友達と話すように喋ってくれていいよw 」


「確かにまだ名前言ってなかったねw 私は今泉佑唯。 ずーみんって呼んでね!! 同じくタメ語でー!」


「最後に…私は守屋茜。 いちおこのバスケ部のキャプテンやってるの! 
みんなあかねんって呼んでるから、あなたたちもあかねんでいいよw あと、普段はタメ語で、ちゃんとしてる時だけ、敬語ねw」


ゆっかー、ずーみん、あかねん。


なにか言わなきゃ、と思っていたらみーちゃんが


「ゆっかーさん、ずーみんさん、あかねんさん。 これからお世話になります! 」


と言ったので釣られて私たちも


「「「「よろしくお願いします!」」」」


とまとまって、お辞儀をした。





……………

昨日書いてたら、寝落ちしてました!!すみません!