ねる目線

……………


「ただいまー!」

「おかえりなさい、今日の晩御飯はオムライスよ〜 お母さん、お店のオムライスとかたくさん食べて研究したんだから! 楽しみにしてなさい!」

「おー! 楽しみ! ってお母さんがオムライス食べたかっただけでしょw 先にお風呂入るね〜」

「そうとも言うわw はーい、ごゆっくり〜」

それから私は、脱衣所に向かった。


……………

「ふんふふ〜ん♪ あ、お風呂上がったよー!」

「なんだか今日は上機嫌ね、いいことあった?」

「明日あるの!! 」

「そうなの、まぁご飯食べましょw」

そういってお母さんは微笑み、オムライスを運んできてくれた。

「いただきます!」「いただきます!」

「明日、彼氏とでも出かけるの?」

「え!? 彼氏なんかいないよw」

「へぇ〜、ほんとかなぁ??(・∀・)ニヤニヤ」

「もう! からかわないでよw 彼氏より彼女のほうが欲しいし...

「ごめんごめんw じゃあ明日は友達とどこか行くの?」

「...そうそう!  場所は、え〜っと...あ!まだ決めてないw 今日電話で決めるんだったw」

「そうなの、遅くなっても相手の子に悪いだろうし、早い時間にしなさいよ〜」

「はーい! ごちそうさまー!」

「はい、おそまつさま。」

そうして私は自室に戻った

……………

「私から電話した方がいいのかな?んー、でもてちからかけてくれるように言ってた気もするしなぁ...」

ぷるるる、ぷるるる

「あ、来た! 」

「もしもしー? ねるー?てちだよ〜」

「もしもしー! ねるだよー!」

「さっきぶり! 明日の予定なんだけどさ、駅の近くを適当にブラブラしない?? ねると2人なら絶対楽しいと思うんだ!」

私と2人、そう聞いてとても嬉しくなった。

改めて明日デートするということに実感が湧いてきたからだ

「さっきぶり〜、駅をブラブラ...めっちゃ楽しそう!! 行くー!」

「おっけー! なら、駅前の広場に9時集合ね! 寝坊しないでよw」

駅前の広場...なんか引っかかる...

「どうしたのー? もうちょっと時間遅い方がいい? 寝坊しそう?w」

「ううん、なんでもない! 寝坊なんてしないー! 余裕のよっちゃんだよw 駅前の広場に9時ね! 了解!!(๑•̀ω•́ฅ)」

「ねるはよく寝るからなぁ...w あ、今の上手くない?」

「上手くないよwww もう、てちったらw」

「ごめん〜w じゃあそういうことで! もう遅いから切るね? ばいばーい!」

「うん! じゃあねー!」

電話を終えて、少し寂しくなった。


同時に一抹の不安が残った。

駅前の広場... なんだろう、何かあった気がするんだけど...