てち目線


……………


ねると別れたあと私は教室に入り、自分の席についた


「あー! てち〜! おはようっ!!」

「ずーみん! おはよう!」

私に元気よくあいさつしてきたのは今泉佑唯、私の部活のマネージャーでずーみんと呼んでいる

「ん?? なんかてち、ニヤニヤしてる? どうしたの?」

「え!? うそ...今私ニヤニヤしてた?」

「あ、わかった。 どうせねるちゃんのことでしょw」

「まぁ...w 今日一緒に帰ることになったんだ!!! しかもねるから誘ってくれたんだよ!?」


「おー! 成長したねー! なんで両想いって気づかないんだろ...?w 

「でしょ!! それが嬉しくって!」

ずーみんは、私がねるに恋していることを知ってる、唯一の人物だ。

「でも...やっぱり変じゃないかな...?女の子に恋なんて...」

「そんなことないよ!! 好きになった人に性別なんて関係ない! てちは自分に嘘ついてまで、生きたいの!?」

「そうだね...ごめん、ずーみんありがとう!」

こうやって、いつもずーみんは私を励ましてくれる。 


多分ずーみんがいなかったら、世間の目が気になって、ねるのことを諦めていただろう。

これだけ人を温かく迎えることのできるところは、ほんとに尊敬してる!

「それよりさ、お腹空いた〜」


「まだ学校来たばっかりだよ!? 仕方ないなぁ...ゴソゴソ  はい、これカレーパン」

「わぁぁ! てちありがとう!!! いただきま〜す!」

ただし、子どもっぽいところもあるw


「それでさ、それでさ、次のアプローチはどうするの?? モグモグ

「え、あ、んー... 一緒に帰る! 」

「それはわかってるよw その後よ! 」

「その後?」

「まさか一緒に帰るだけとは言わないよね?w」

ギクッ そ、そうだね。 そんなことないよ(°°;)」

「まったく... あ、そうだ!明日も部活休みでしょ? ならねるちゃんと遊びに行ったら?」

「え!? 無理無理無理無理。 私がねるを誘うなんて無理だよ〜」

「何言ってるのー! ここで仕掛けなきゃ男じゃないでしょ!」

「私男じゃないよ...?」

「とりあえず、てちはねるちゃんと明日出かけなさい!」

そう言って、ずーみんは自分の席に戻って行った

「押し切られちゃった... まぁ、確かにチャンスなんだし! 頑張ってみようかな!!よし!やるぞー!!

「平手うるさい!!!」

「ごめんなさい!!!」

みんなに怒られた私は、ちょっとだけ反省した。w