こんにちは、てつおじさんです^_^
そろそろハロウィンですね!
てつおじさんスタンプも衣装替え!
こちらのハロウィンは
もう既に盛り上がっていて
方々で仮装した人を見かけます^_^
さて、それでは
連続小噺の続きをお楽しみください♪
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【連続小噺12】
さて、全福連のOKが取れるだけでも駄目で、全九連の委員会に提出されてそこで賛成多数にならなければ西南大は試合に出られない。
全福連はOKを出してくれたけど、一番大きな壁は全九連。
その年の委員会は佐賀大学であるということが分かった。
そこで西南大を試合に出すかどうかの議題が正式に乗って、最終審査があるとのこと。全ての部員(総勢7名)で出席。
そこでもちろん問題を起こせるなら起こそうと決めて会議に臨んだ。
会議は進み、西南大の試合出場に関する議題に。
その時、九大の方から「試合の出場は認めるが、オープン参加にしましょう」という提案があった。
テツキャプテンは横に部員を従えながら質問した。
「オープン参加とはなんですか?」と。
オープン参加とは、例えば決勝6組に入ったとしても審査としては幽霊決勝進出者で仮に優勝しても2位の人が優勝となり、西南大が1位になってもそれは幽霊チャンピオンであり、優勝しても賞状も貰えないということだった。
僕もそれでよかったし、我らが西南大部員たちはどうせ決勝にも誰も残れないし、まして優勝などはだれもしないと思っていたので、とにかく出られてよかったと一安心。
ところがここでテツキャプテンは全九連で一番力を持っている九大と鹿児島大に喧嘩を売るという暴挙に出る。
「西南大の溝上です!出場許可ありがとうございます。ところで西南大はオープン参加ということで西南大がチャンンピオンになっても2位の大学が優勝になるということですが、それは結構ですので、一つお願いがあります」
全九州のこの会に出席している幹部のみなさんの視線が溝上とその部員たちに注がれた。(これぞサスペンス!)
あいつは何を言い出すんだって他校はもちろん、西南大の我が部員までもが、テツキャプテンはなにを言い出すんだという目に。
そこで、テツキャプテンはわざと大げさに言う。
「一つお願いがあります。西南大の溝上はルンバでチャンピオンになります。その時はたとえオープン参加でもトロフィーと表彰状をいただけませんか?」会場が一気にどよめきたつ。
西南大の部員たちはテツキャプテンの側にきて、「溝上さん、やめましょう」と止めに入った。
すると強豪の九大と鹿児島大学の幹部が「バカにするな。3か月前に初めて社交ダンスを始めたばかりの西南大の溝上がチャンピオンになれるなら、俺らは坊主になるよ」と。
(サスペンスが決まった!九大さんありがとうございますの瞬間だった)
そこで溝上は答える。
「では坊主になってください。溝上はチャンピオンになるので、トロフィーはください!」会場は騒然。
何せ九州中から集まって来ている年に一番大きな全九連の総会。女子校の委員さんが「トロフィーはともかく、賞状は1枚50円なので賞状は出してあげましょう」の一言で場は収まった。(安い…w)
この武勇伝は一気に九州に広まった。
西南大には狂犬がいる!と(笑)
そんな狂犬を演じた溝上であるが、実はいくら社交ダンス講習会を開いても聞いても、集まった部員がひとり残らず全て辞めて行った時、自分の指導力について悩みに悩んだ。
昔の小学校の通知表にはテストの点数、成績とは別に指導力とかの項目があればそれに上中下に丸をつけられるのだけど、指導力の評価は下。
溝上は真面目で正直で優しいけど指導力がないという評価がずっと続いていた。
だから成績はクラスで一番や二番になっても級長にも副級長にも班長にも選ばれることがなかった。
つまり指導者としての経験が一度もないテツ青年の人生。それがいくら部員20名集めても一人も残らない溝上のリーダーぶりの原因だったんだね。
今の溝上から見たら信じられないと思わない?何百人の部下やスタッフを持つ会長や社長というトップを20代の頃から続けていて、トップしかやったことがない人なんだから。
ではどうしてそうなったのか、どうしてそうなれたのか?
それは20代の始めにたった1冊の本とひとりの人との出逢いがあったからなんだ。
続きはまた明日♫
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