全然大した話じゃないけど、じんわりほのかに嬉しかったので書こう鉛筆

 


 

その日は昼から呑んでいた赤ワイン

ほろ酔いで近くの服屋に寄り、幾つか見繕って鏡に向かった。
 
その店は何度も利用したことがあったけど、鏡に映る自分を見る度「疲れてるなーよだれ」とがっかりするばかりで、あんまり自分をよく観察することは無かった。
 
けれど、その日は違った。
顔色が良く(ただ酔ってただけ泣き笑い)、何だか優しそう。
 
そして、自分を綺麗だと思えた。
 
 
私は生まれついた時から「私」という意識が強く、あんまり名前もしっくりこないし、人が嫌いだから恋愛もよく分からないしで、あんまり自分が女性だと意識したことは無かった。
 
興味のあったファッションでも、どちらかと言えば中性的なものが好きでパンツばかり、でもいずれは女性っぽいものも着たいとは思ってたかな。
 
それが最近ふとChie Artさんがロングスカート履いてらしたのが浮かんで、私も履いてみたいなと思ったスカート
 
女性らしい小花柄のワンピースも欲しくなって鏡の前で当てみると、よく似合って、私は女の人なんだなと思った。
 
初めての人の顔を見るように、まじまじと自分の顔を見て、こんな顔ー女性らしい女性の顔ーをしてるんだと思った。
 
そう思えたからか、その日は今までにない女性らしいブラウスとロングスカートを買って帰った。
 
 
話はそれだけなんだけど汗うさぎ
 
でも、何だか嬉しかったんだよね照れ
 
今まで結構無意識のうちに、自分の良さも女性的なところも殺してきたんだなと思ったし、勿体なくはないけど、自分に悪かったなとは思う。
 
自分のありのままを自然に認められた、自分の精神状態がそうなれたことが嬉しいかなほっこり
 
何だか女性性の自分の方が本物というか本質のような感じがして、そこもくすぐったくて可笑しい。
 
女性性を取り戻した私は、今後どんな変化を体験するんだろう?
 
とりあえずもっと血色アップできる化粧品を購入して、顔色よく元気そうに日々をすごしたいウインク
 

 
読んでくれてありがとうびっくりマーク
美しい週末を過ごされますように赤薔薇