目醒めのプロセスに於いて、父がラスボスだと思ってたのは以前のこと。

 

 

もうラスボスだとか周波数にランク付けするのは止めて、何でもかんでも手放すうちに、いつの間にか父への執着も外れていった。

 

「俺はこうだ」「俺が絶対正しい」と自分の枠から出ず他と交わろうとしない父を、「こんな風に個々の世界が分岐するんだな〜目」なんて眺めては、それ以上彼に関心は持てなかった。

 

 

ある時、いつも通り父が無謀を発揮して行った家電いじりで、休憩を挟んだ後に手順が分からなくなったようで、機械は分解されたままになった。

 

後から私が発見してすんなり直したんだけど、いつもは言い訳がましい父がずっと黙って静かだった。

 

その姿をチラッと視界に入れた途端、急に「この人は今不安なんだ」と感じた。不安だからこそ、いつもいきなりキレたりするんだと。

 

そしたら、ふと、何だか父を受け入れられたんだよねほっこり

 

ずっと理不尽に怒鳴り散らされてきたし、脅すし卑怯だしで、父がどう感じてるなんて考えてもみなかった。

 

でも、きっと怖いからそうするんだよねニコニコ

 

恐れる父を見て、ようやく「私を邪魔する人」から「ただの一個人」、そしてそんな弱さをもつ人が私の親で家族なんだと認められた。

 

 

すると、心が静かで暖かく、落ち着いた感覚がした。

ほの明るく白い空間で癒されてるような、ニュートラルちょっとポジティブ寄りみたいなイメージ。

 

勿論それを肯定的に捉えて、嬉しくなった爆笑

 

こんなに静かで満ちた感覚になるなんて、もしかしたら表面上の意識では捉えられない程深く、私はこんな関係性を望んでたのかもしれないとも思った。

 

 

私は、本来ヒトは愛深き生き物だと感じていて、ホントは誰もが与えることは得意なんだと思ってる。

それを常識や損得勘定が邪魔をして出来ずにいるので、フラストレーションが溜まって今に至る…そんな側面はあると思うんだよね。

 

同様に、私も深く愛したかった。

けれど、ギャンブル中毒で母を泣かす父を許せず、愛せなかった。

 

きっとそれって苦しかったんだよねほっこり

 

「何で愛させてくれないんだ、アンタが私が愛するに足りる程立派だったらいいのに!」って葛藤で、どうにかなりそうだった。

 

でもそれって、無条件の愛じゃないよね。

 

「私は愛したいし愛されたいけど、お前が至らないから出来ない。どうしてくれるんだ物申す」って言ってるのと同じで、自分が出来ないのを人のせいにしてる。

 

自分は無条件の愛を欲しがって、そのくせ自分は相手を条件付きじゃないと愛せないーこの矛盾、自分の弱さを直視できるまで、今までかかってしまった笑い泣き

 

 

父に対して、こんな感覚を味あわせてくれたこと、そして身を以て教えてくれたことに深く感謝が湧いて、私の中にある無条件の愛がより強く確かなものに変化したのが分かった。

 

私はどんな自分、どんな父であっても、今、無条件の愛で受け入れよう。

 

このパワフルな無条件の愛で、全てを照らし出し、分離を癒し溶かしてしまおう。

 

…そう肚が定まったにやり

 

今は心がとても静かで満ちていて、パワフルさもあって、とっても良い感じ照れ

 

この先もっと発展した景色が見られるかもしれない。それにワクワクして、新しい関係性を大切にしたい。

 


 

長くなりました汗うさぎ

読んでくれてありがとうびっくりマーク 五月最後の一週間が満ちたものになりますように。