当初、描いていた漫画はファンタジー物でした。
その頃は、まだ中学生だったのでお金がありませんでした。
ある時、
ペン先やスクリーントーンなどの消耗品が買えなくなり、妹に1,000円札を借りたかったのですが、妹は5,000円札しか持っていないとのことだったので、『必ず1,000円だけ使ってお釣りを返す』という約束をして、お店に向かいました。
しかし、文房具屋に行くと、私は夢に溢れた画材に圧倒されてしまいました。
1,000円制限のことはすぐに忘れ、5,000円は全て私の夢のために消えてしまったのです。
帰宅し、笑いながらなんとか私の夢を語り、取り繕ったのですが、妹は半狂乱で号泣してしまい、親からかなり叱られたことを、今でも思い出します…。
※これを教訓に私は、
『お金は貸したら絶対戻ってこない』という気持ちで貸していますw。