最近、「ワクワクすることをやろう」って言葉に、

少しだけ違和感を覚えるようになった。


以前の私は、その“ワクワク”を追いかけていた。

未来に光を感じられる気がして、

キラキラして見えるものに手を伸ばしていた。


それがダメというわけではない

人それぞれの価値観や物差しがあるから

否定はしない


人からワクワクしない?とか

ワクワクするよね?

といった同調のちょっとした圧力に対する違和感といったほうが今の気持ちに近い


そして、高揚感よりも、静けさの中にぽとりと落ちるような閃きを

大切にしたくなった。


朝、ミルクティーを飲みながら目を閉じたとき、

ふと浮かんでくること。

歩いているときに、風と一緒にやってくる小さな気づき。


誰に言うでもなく、

SNSに書くでもなく、

ただ自分だけが受け取る、そのやわらかいサイン。


それが、今の私を導いてくれている。


コーヒー屋だけど、今はミルクティー。

人と関わる毎日だけど、今はひとりの静けさが心地いい。


ワクワクが遠ざかっているんじゃなくて、

ただ、もっと深く、自分とつながっているのかもしれない。