さようなら
失って初めて気づく事がある
誰といても満たせない
心に空いた小さな穴
やがて私の存在さえも
飲み込むほどに肥大する
恋を引きずる性格は
相も変わらず昔のまま
次の恋にさえ進めない
臆病者のこの僕に
格好悪いと言われても
返す言葉はありません
軽はずみの台詞並べてみても
心は病んでゆくばかり
偽りの自分演じてみても
心の傷は疼くばかり
あなたを傷つけるのも目に見える
心に闇を抱えたまま
生き続けるのはもう飽きた
今の僕にできること
自然に霧が晴れるのを
じっと堪えて待つばかり
いつか一筋の光掴み取るまでは