こんにちは
日本文学勉強中のlapinです!
この度は数あるブログの中から読んでいただき、ありがとうございます🌸
未熟者のため誤った内容も含んでしまうことがあるかと思います。皆様からの温かいご指摘お待ちしております!
早速ですが、皆さんは日記を書いていますか?私は思い出した日に書いています笑
今まで私は日記を書いている人っているのかなぁと思っていました。ドラマとかの世界のことだと思っていました!
ですが、戦後80年の特集記事でたくさんの方の戦時中の日記を拝見して、日記の大切さを痛感しました。
なので、本日は日記の歴史に着目したいと思います ![]()
日記は人によってスタイルや文量が違って、自分の中で完結するような文学ですよね。
そんな日記はとても長い歴史を実はもっているんです![]()
最初に書かれた仮名日記は”土佐日記”です!紀貫之(男性)が女性になりきって書きました!まぁ今で言う、ネット上で女性になりきる『ネカマ』ですね!
つまり平安時代前期から人々は思いをつづっていたんですね、、
私が日記文学の中で特に好きなのは『蜻蛉日記』です📒!!
この作品は、藤原道綱母が夫である兼家への苦悩を書いています。一夫多妻制の時代ですが、兼家の正妻や愛人の存在に彼女は気が休まりませんでした。夫婦生活における彼女の気持ちの日々の変化がこの日記にはつづられています ![]()
高校時代の『国語便覧』には川村裕子さん『蜻蛉日記』の引用でこんなことが書いてありました!
『蜻蛉日記』の面白さは、「起承転結」ではない。一言で言い切ってしまえば人間の「喜怒哀楽」である。(中略)気持ち次第で、心のあり方一つで、万華鏡のように日常は姿を変える。事実ではなく、悲しみや喜びやつらさ、自分の心の姿をあくまでも「本当にあったように描くこと」が物語と違う所であった。
この文は、まさに日記の醍醐味を示していると思います!!
これを機に自分が小学3年生の頃に宿題で書いていた日記を見返しました ![]()
毎日の課題だったのでほんとにしょうもないことを書いていますが、帰り道の花がきれいだったとかお友達に優しくできたとか、忘れかけてた素直な気持ちを思い出すことができました!!
日記ってその日の何気ないことでも見返すと自分の気持ちの変化に敏感に気付けますね ![]()
ちゃんと毎日書けるように頑張ります笑
あなたもぜひご一緒に日活(日記活動)してみませんか?![]()
(でも、何百年後かに後世の人に日記を読まれるってめちゃめちゃ恥ずかしいですよねぇ💦笑)
ではでは!本日も読んでいただいてありがとうございました🌸
また金曜日にお会いしましょう^^// 最っ高の一週間&夏休みをお過ごしくださいませ//
〈参考文献〉『新国語便覧』大修館書店 川村裕子さん『蜻蛉日記』