こんばんは🌙日本文学勉強中のlapinです!

この度は数あるブログの中から読んでいただき、ありがとうございます🌸

未熟者のため誤った内容も含んでしまうことがあるかと思います。皆様からの温かいご指摘お待ちしております!

 

本日は、恋のキューピッドについてお話ししたいと思います!笑

そこで本日、語るのに最も最適な作品は『落窪物語』です!!

 

『落窪物語』を簡単にお話しします♡頭の中で描きながら読んでみてください

 

あるお屋敷に落窪の君と呼ばれる姫君がいました。
この姫は実の母を亡くしていて、父の正妻である継母にひどくいじめられています。
姫は家の中でも人目につかない「落窪」という低い部屋に追いやられ、召使いのような生活を送っていました。

姫君には忠義に厚い侍女の阿漕(あこぎ)がいて、彼女の助けでなんとか暮らします。
あるとき、姫君は右近少将(のちに中納言)という高貴な若者と恋に落ち、阿漕にそこでも多く助けられることになります。
姫君は右近少将に迎えられ、いじめから解放されて幸せになります。

最後には、彼女をいじめてきた継母や意地悪な家族たちへの復讐もなされます。

 

以上が簡単なお話です!まあ、いわゆる日本版シンデレラですね✨

しかし!!

ここで忘れてはいけないのは阿漕の存在です!シンデレラを思い浮かべてみてください。

シンデレラには阿漕の存在のような人がいたでしょうか。確かに、フェアリーゴッドマザーはシンデレラの力になりますが、阿漕のようにずっとは寄り添っていませんよね、、

 

『落窪物語』で姫君と少将を結ぶ恋のキューピッドは、阿漕です!

 

ではでは、簡単に阿漕のお助け場面を紹介しましょう♪

継母は親戚・家来の位置にある典薬助というおじさんと姫君が一夜を過ごすよう、仕向けます。

そのことに気付いた阿漕は典薬助に姫君は「体調が悪いので~」と言ってじらします。

そして、次の日の朝…阿漕のもとに、姫君に渡すお手紙を2通届きます。

1通は、「昨晩は体調大丈夫でしたか?」と典薬助から、もう1通は少将からです。

阿漕はもちろん、姫に少将の手紙を渡したい!!しかし、、監視である継母がいる…

そこで、阿漕は継母に「典薬助から手紙が来た」と告げます。

継母は大喜び♪なんでかって、姫君と典薬助は夜会ったから後朝の文が来たのね!!と、、急いで阿漕を落窪の間に通して、返事を書くための墨やらを姫君に用意します。

そして、姫君にはこっそり少将から届いた手紙を渡すのです。そして、典薬助への返事は阿漕が書きます笑

 

もうここでいや~阿漕ナイスすぎるって!!笑

ポイントは!!阿漕と姫君は仲が良い、と継母は気づいて阿漕の担当を別の人にするのですが、それでも阿漕は姫君を見捨てないところ!!!最高すぎるっ!

阿漕のおかげで『落窪物語』はキュンが成立するんですよ~♡ 阿漕様、大感謝です( ノД`)…

 

私も恋の手伝いしてくれる阿漕のような人が友達にほしいなぁ、または、お友達の恋を阿漕みたいにナイスアプローチしたいなぁと思った今日でした♡

 

文学作品の面白さを語ると、ついつい長くなってしまいます笑

いつもお付き合いありがとうございます✨

本日もキュンを味わっていただけたでしょうか♡

 

ではでは!本日も読んでいただいてありがとうございました🌸

また金曜日にお会いしましょう^^// 最っ高の一週間をお過ごしくださいませ//