はじめまして!日本文学勉強中のlapinです!

この度は数あるブログの中から読んでいただき、ありがとうございます🌸

初めてのブログ投稿でつたない部分もありますが、どうぞよろしくお願いします^^

また、未熟者のため誤った内容も含んでしまうことがあるかと思います。皆様からの温かいご指摘お待ちしております!

 

早速ですが…中世までの日本文学を語るならはじめはやはり「源氏物語」でしょうか!

今日のキュン歌はこちらです↓

 

別れても影だに止まるものならば 鏡を見ても慰めてまし

 

​​​​​​こちらは12帖にあたる「須磨」の巻で紫上が詠む歌です。

 

内容に入る前に簡単に「源氏物語」をご紹介します。

高校生の頃、紫式部が書いた作品として授業で習うかと思いますが、深く知っていくと「源氏物語」の魅力はとんでもないです!!!!笑 沼が深い!//

54帖つまり54巻からなる「源氏物語」は3部で構成されています。

第1部は光源氏の誕生からの前半生が、第2部は光源氏の晩年が描かれています。そして、第3部は光源氏の子孫の物語です。

源氏の生涯を通して様々な色恋沙汰が描かれ、登場人物は個性豊か!!共感できるキャラから推しのキャラまであなたのツボのキャラが見つかること間違いなしっ!です笑

そしてそして、キュン歌について語りま~す!

現代語訳は…お別れしてもあなたの影が鏡に留まっているのでしたら、その鏡を見てお会いできない寂しさを慰めることにします

こちらは源氏が最も愛した女性、紫上が源氏の出発の際に詠みました。源氏の出発とは、須磨への退去のことです。

右大臣をバックにつける朱雀天皇の一派は左大臣をバックにつける源氏に謀反の疑いをかけます。そして、源氏は自主謹慎として須磨へ下るのです。鏡を見て準備する源氏の後ろで紫上が詠んだ描写が思い浮かびます。

なんて素敵な歌!源氏は「これから家の主人は紫上として扱うこと」と仕人たちに言っているわけですよ!永遠の別れになるかもしれないときにこんなにも愛が伝わる歌が冷静に詠めるでしょうか!??

鏡にあなたの姿が残っていてほしい、その残像で心を満たすから…なんて、、

別れの名残惜しさと愛を31文字で表す巧みな技に感無量です!!紫上先生っ!

そして、泣きすがるような女々しさがないのもキュンポイントに感じます♡

誰からでも、こんなこと言われたら罪深すぎますって//

 

遠回しな言いように見えても感情に嘘がないこと

それが2人の真実の愛なんですね~そんなことを学んだ1日でした//

 

読んでいただいてありがとうございました^^/

熱が入って語りすぎてしまいました笑

これからは毎週金曜日に投稿しようと思っています!週の終わりにキュンをしにぜひ、お越しください♡

ありがとうございました!