起立性調節障害の原因として、半数近く遺伝の要素があると
言われているようです。
我が家の場合、
父親は高校時代は1時間近くかけて徒歩通学していたとのこと。
社会人になってからは朝5時起きで通勤しています。
母(私)は高校時代は朝6時台に自宅を出ていましたし、
部活の合宿では夜明け前には起きていました。
大学時代は授業前に5時からの早朝バイトをこなし、
時々寝坊することはあっても、
朝が苦手、ということは全くありませんでした。
長女は赤ちゃんのころから寝るのが苦手な子でした。
新生児のころから敏感で、
いわゆる背中スイッチがついている赤ちゃんでした。
断乳してからは嘘のようにすぐに寝て、
朝までぐっすり眠ることができていました。
長男は朝5時台からニコニコ起きてきて、
「一緒に遊ぼう~」と家族を起こすのが日課でした。
早朝から機嫌良く遊んでいるのを見て、
さすが朝が強い夫の子だなあと思っていました。
朝7時40分に長女を幼稚園の早朝保育に預けるために
自宅を出発していました。
そこから長男を託児所に預けて通勤していました。
朝の車の中で3人で楽しく歌を歌ったりして、
あの頃、私たち家族は朝から精力的に動いていたのでした。
子どもたちが成長して、起きることが難しくなるなんて、
夢にも思ってもみませんでした。
なので、
起立性調節障害が親からの遺伝、とういうのは
我が家の場合当てはまらないなあ、
と思っていました。
そんなことを考えていたある日、
認識を改める出来事があったのでした。