バッチフラワーは他の療法のように体の症状や疾患に対して選ぶのではなく、一人一人の感情の状態に合わせて使うものです。クライアントの多くは、体の症状が出てからバッチフラワーに癒しを求めてくる場合が多いのですが、同じ体の症状を持っていても、その人その人によって考え方や感情が異なります。体の症状が同じでも、その人の気持ちや考え方、受け取り方によって、それぞれ違ったレメディが必要になります。その人によってはその体の状態にイライラする人もいるでしょうし、別の人はもうあきらめているかもしれません。
レメディは、その人のネガティブな感情に蓋をしてしまうのではなく、潜在意識の中に押し込めていた感情や心の傷を呼び起こし、その感情や記憶を意識の上に浮かび上がらせます。その癒されていない感情や心の傷をバッチフラワーで癒し、昇華することによって、自分自身の中からの心と体の自己治癒力が湧き出してくることが感じられるようになるでしょう。自分自身を解き放つことによって、前向きな気持ちが生まれ、ストレスや病気、困難な状態に立ち向かう強さが生まれてきます。
多くの人は体に症状が現れてから自然療法に解決を求めてきますが、バッチフラワーは体の症状が現れる前に自分自身で問題を解決するセルフヘルプ(自助)のツールとして使うことができます。
気のせいではないのでしょうか?
薬効のある主成分が配合されていない薬でも、薬を飲んだという安心感などで治療効果を示すことを「プラシーボ効果」「偽薬効果」などと言います。科学的にもプラシーボ効果は30%から60%ぐらいあるとされています。他の薬剤や、治療法、自然療法のように一定の割合でバッチフラワーにもプラシーボ効果があるでしょう。しかし、動物や、言葉の通じない子供にも効果があると報告されていることを考えると、プラシーボ効果だけとは考えられません。
感情や気分の変化は周りの人から客観的な数値で示されるものではありませんし、ちょっとしたことで変化をするので、レメディの恩恵ではないと思う人もたくさんいると思います。ただ、私のところでペットにレメディを使った飼い主さんたちは、「よくわからないけど、レメディを使うとペットが素直になったような気がする。」とレメディを使ってくれます。そして、飼い主さんやそのご家族が困った時にバッチフラワーの助けを求めてくるのを私はたくさん経験しています。
バッチフラワーのコンサルテーションの基本は、言葉によるシンプル・コンサルテーションが基本です。感情を本人が言葉で表現すること自体に癒しの効果もあります。こういうことにバッチ博士は気がついていて、言葉によるシンプル・コンサルテーションを指示したのかもしれません。