師走RomantiXで、久しぶりにピアノが復活すると知り
セットリスト入りを熱望した一曲だった。
三年越しの願いが叶い、アンコール最初の前奏を聴いた瞬間は
感激で涙腺が緩んでしまった。
「抱きしめたい 抱きしめたい 抱きしめたい・・・」
ひとつひとつの「抱きしめたい」をいとおしそうに唄うジュリー。
当時は、もう少しクールに唄っていたような気がした。
「ジュリー★レコード大賞V2か!」と騒がれていたあの頃。
大賞を逃して、とても悔しそうなジュリーの顔を見た私は
どこかへ逃げ出したい気持ちだった。
紅白の大トリで唄うジュリーの姿は見届けたけれども
年越し蕎麦は喉を通らず、除夜の鐘も聞こえなかった。
おせちもお雑煮も、殆ど手を付けない様子を周りは心配していたが
「お腹が痛いから」そう言って、自分の部屋に隠っていた。
ただ一人、大好きな祖母だけは、全てをお見通しだったが。
「これ、ジュリー貯金にしてね。元気を出して頂戴!」
そう言って、いつもより多いお年玉を渡してくれた。
ジュリーがV2を逃し、「ジュリーが可哀想」と泣いて年を越せなかった
どこまでも純粋な少女。
いつもより多いお年玉を貰い、少し(かなり?)元気を取り戻した
ちゃっかり者の少女。
どちらも同じ、cistusの少女時代の顔だ。
やはり、女ってコワイ。。。
そんな幼い自分の姿を思い出しながら、ラブソングに聴き入った♪