ホーリースピリットとともに・・・-2/15雪景色の朝



 きょうは、小林正観さんの

「啼かなくてもいいホトトギス」からです。


「啼かぬなら 啼くまで待とう ホトトギス」 徳川家康

「啼かぬなら 啼かせてみよう ホトトギス」 豊臣秀吉

「啼かぬなら 殺してしまえ  ホトトギス」 織田信長


『これは戦国時代の三武将の生き方を良く示した言葉ですが、
 これらの根底にある共通の思想は、

 「ホトトギス必ず啼くものである
      啼かないホトトギス意味がないんだ

  という思想です。

 ホトトギスは啼かなくてはいけないものでしょうか

 啼かないホトトギスの存在は意味がないものないのでしょうか。

 啼かないホトトギスは、
 その姿形の美しさで勝負をしているのかもしれません
 羽を上手に動かすことができるのかもしれません。
 黙って止まっている姿だけで、十分に美しくてすてきなのかもしれません。
 黙って枝に飛び移る姿が、他のホトトギスよりも、ずっとずっとかっこいい
 のかもしれません。

 
 私たちは何かをせねばいけない、
 こうあるべきだという価値観に、
 ずっと縛られてきたような気がします。


 「それはそれでいい」という考え方が
 もう少し世の中に広まっていいような気がします。
 
 一面的な価値観ではなくて、
 多様な価値観が世の中に存在してもいいと思います。
 
 人それぞれこの世に生命・肉体をもらってうまれた意味が異なります。

すべての人が同じ役割を持って

この世に出てきたわけではありません。


 21世紀はみんながそれぞれにお互いを認めあう社会。

 みんなが一つの方向を目指すのではなく、競い合うこともなく、

 比べ合うこともなく、我慢することもなく、戦うこともなく、

それぞれにお互いを尊敬し合って、

尊重し合って、どんなかたちでもいい。


 上だの下だの、勝っただの負けただの、という価値観ではなく、

 お互いに笑顔で共存して生きていく。

 お互いに認め合うという価値観


 21世紀を支配するような気がします。』

  ・・・・・

 先日、みずがめ座の時代でお話したように、
 
 地球上のエネルギーが、
 
 うお座時代の競争や戦いに勝ち抜くことで生きる価値を
 
 見い出そうとした時代から、


 バランス、調和を尊び、

 組織、チーム、パートナーシップでは、

 競争や優位の比較ではなく、
 
 平等で心地よいかが鍵を握るような
 
 みずがめ座の時代に動いているのかもしれません。


 ただ、気になるのは、まだ21世紀は移行期で、

 うお座時代の競争やエゴにとらわれた生き方に

 しがみつこうというものとの衝突という変化の苦しみが

 しばらく続くのかもしれません。


 今の世界の流れもまだまだ戦いで勝ち抜く情動から

 人類は抜けきれないようです。


 新しい時代のエネルギーに適応するには、

 バランスと調和を保ちながら、

 それぞれの自己肯定感にもとづいたセルフイメージを持ち、

 ありのままの自分を大切に生きることなのかもしれません。


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