ある日から
右耳がだめになった。
私の回りの人は
それを知らない。
おとちゃんも、知らない・・・。
小学校4年の時
お風呂の中に、遊びで飛び込んで
今までにない痛さに、大泣きして
病院に通った。
今は、抗生剤とかいいのがあるけど
あの頃は、毎日通って
薬いれて、綿を摘めるだけ…
汁が止まらなくて
いつのまにか聞こえなくなった…
…という意識は
その頃、全くなし!!
ただ、学校で行われる検査で判明。
しかし、私には悲壮感もなし。
時折出る耳だれを
(きたなくて、ごめん!)
母が、年月かけて
高い漢方薬で、止めてくれた。
でも、右耳が聞こえない…を
悟られたくなくて
次の検査からは
嘘っぱちに、聞こえる振りをした。
小さい頃、一番嫌だったのは
伝言ゲーム…
こそこそ声で文を伝えていって
聞こえにくいから、文が変化していって
笑えるっていうゲームなんだけど
ほんとに聞こえないから
辛いものがあった。
大人になってからは
映画館とか音楽会とかで
右隣から、こそこそと話しかけられる時
あまり、何度も
えっ?えっ?って
聞き返すことは辛い。
申し訳ない…
かといって、わかったふりして
うなづくのも
なんか・・・・どよ~~~んとなる(;一_一)
でも、今は
年のせいにできるから
ちょっと、楽になった。
その代わり
いや、その代わりじゃない…
小さい頃から
絶対音感♪があったので
音を聴いて
すぐ弾いたり
楽譜にしたりするので
きっと回りの人は
耳のいい人と思ってる♪
私の、初めてのカミングアウト・・・
でも、障害とは思ってない
ふつ~~の人・・よ。