言葉。 | 一歩ごとに・・・

一歩ごとに・・・

人生、行きつ戻りつ
なかなか、成長に至らないけれど、その都度模索しながら、進んでます。

今日は、実父の命日です。


親不孝者の私はあせる

お参りに帰るわけでもなく


母に電話するわけでもなく・・・




お家でひっそり

父を想いだしています。





そっかぁ!!

父の日の直前だったんだ・・・。





想い出した。


父の日まで

せめて父の日まで生きていて・・って

祈ったこと。






すべてのことが終わって

学校に行った日


部室で5,6人の集まりの中



ひとりの子が言った。




「ねえねえ、父の日、なんかあげた??」





・・・




ちょっとだけ

し~~ん。



そしてなんとなく目配せしたような・・






でもその子

とってもいい子で

気配りのあるんで部長もしてた。


私も大好きな子。




だから、全然

悪気もなかったろう。


だから私も

笑って聞けた。




きっとあの時、みんな

気まずかっただろうなぁ・・・。







それからこんなことも、あったっけ。





それもまた、部活で・・


それは、父が亡くなるより

だいぶ前の話になるんだけど




私の父が入院してるって話をしてた時



ある一人が






「お父さん、死ぬんじゃない?!!」って



ほんとに何気なく

・・・言った。




きっとその子は

私の父が、それほど悪いとは思わず


冗談でだと思う。







私は、悔しくて

腹立てて



泣きながら帰った・・・。




でも、今も

その子とは、友だち・・・・・。







50歳近くになって

その子が言った。


「私、ポンポン人に言うから

 ゆきこっこちゃんにも傷つけたかもしれないな~」って。




私は、ピンときた。

あの時のことだって。






きっと彼女も

自分が言った何気ない一言に



苦しんできたんだろうなって。





そんなことを想い出した

今日の命日・・・・・。