こんばんは。
思考リセットアドバイザーのHaru(ハル)です。
最近ひらがなを読めるようになった子の
支援について話していた時のお話です。
あるお気に入りのキャラクターの絵で
スケジュールボードを作ったり、
絵を描くのも好きなら
一緒に描いてもらうのもいいかも…
という提案をしてみたんです。
・キャラクターで心をつかむ
・絵カードで分かりやすく
・自分で描けば自分事化しやすい
という、3つの狙いがありました。
そしたら、
その子の支援担当の先生が
「文字が読めるのに
絵カードって必要ですか?」
と仰ったんです。
ママや先生にとって、その子が
「文字が読めるようになった!」
って、すっごく嬉しいコト。
だから、
それなのに絵カードの提案されるって
「バカにされてるの?」
「絵カードで楽を覚えたら
成長が後退してしまいそう…」
そんな風に感じてしまいますよね。
でもね、
「読めているはずなのに
なんで分からないの?!」と
イラっとすることも、ありませんか?
その理由は、
読める=理解している、
ではないから。
例えば「くるま」という文字。
その子の頭の中では
「く、る、ま」文字が読める
↓
「くるま」言葉がわかる
↓
意味が分かり車のイメージができる
こんな段階を踏んでいるかも知れません。
英語と日本語の変換みたいですね(^^;
これって、
理解するまでにたくさんの時間と
ものすごーい労力が使われてる。
ハッキリ言って疲れます。
だから、読むのが嫌になります。
大人でも、仕事の場面で
文字や数字が羅列された表よりも
グラフや画像がある方が
資料を理解しやすいですよね。
どちらが良いとか悪いとかじゃなく
『自分はどんなものが理解しやすいか』
の違いがあるだけ。
だから、お子さんの場合も
「この子はどうすれば理解しやすいか」を
ときどき見直しながら
今、ちょうどいいサポートを
考えてみてほしいのです。
苦労して読めたのに
理解してなくて上手くいかなかった
よりも、
絵で理解できたら上手くいった!
絵の隣にある文字は、このことなんだ!
と理解した。
という順番の方が
純粋に楽しいんじゃないかな~
結論!
文字が読めるようになっても
絵や図で示してあげることは
「できた!」を増やすことができる。
そう私は考えています(^^)
それではまた。
お読みくださりありがとうございます。
ハルより。