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過去の歴史を調べていくと、不思議なことに未来が見えてくる。
歴史・時代小説を読む楽しみのひとつは、それによって、今という時代が見えてくることだ。
最近、歴史小説、時代小説を書きはじめて、ぼくはそんな気持ちを抱くようになった。
いま書いているのは「忘れ草秘剣帖」シリーズで、鏡進之介という青年剣士の物語である。二見書房からすでに、第一巻「進之介密命剣」第二巻「流れ星」、第三巻「孤剣舞う」を出し、今月第四巻「影狩り」を出すことなった。
いずれも二見時代小説文庫。

時代は幕末。黒船騒ぎのころ。進之介はなぞの軍団に執拗に追われる。背後に潜むのは薩摩藩の御家騒動と、幕末の維新回転。
坂本竜馬や勝海舟との出会いもあり、進之介はいやも応もなく、歴史の大動乱の中に巻き込まれていく。


(2010年6月9日頃の日記)