そこには光るお城がりました。
 
 
 
大地には沢山の花が咲き乱れています。
 
 
清らかな水の流れがキラキラと輝きます。
 
 
 
人々の元気な声と明るい笑顔がありました。
 
 
 
 
ある時そこに「心弱き者」がやってきました。
 
 
 
心弱き者は美しい世界を疑いました。
 
 
清らかな水の流れを妬みました。
 
 
光を恐れました。
 
 
人の笑顔を疎ましく思いました。
 
 
 
やがて花を踏みつけました。
 
 
人を傷付けました。
 
 
 
誰も、自分すらも、信じなくなりました。。
 
 
 
 
世界に闇が生まれました。
 
 
 
権力と破壊のお城が建ちました。
 
 
 
大地には沢山の謀略の罠が仕掛けられました。
 
 
水の流れは濁り、欲望の臭気を放ちました。
 
 
 
人々は憎しみあい笑顔は消えました。
 
 
 
 
光と闇が混濁する世界になりました。
 
 
 
 
光の世界と闇の世界がありました。
 
 
 
 
 
時代が流れ
 
 
 
その光と闇、世界の狭間に
 
 
 
沢山の新しい命が生まれました。