映画「家族はつらいよ」シリーズ、大好きです❤毎年5月に上映されるので、楽しく見ています☺

今日お話しするのは、昨年5月の3作品目の物語。この物語のテーマは、゙主婦への讃歌゙というだけあって、興味津々でした。

平田家は祖父母三世代同居の仲の良い、楽しい家族です。まさに、腹を割って話せる家族。孫二人の兄弟も明るく仲良しです。

平田家長男幸之助さんの妻、史枝さんは、専業主婦。義父母のお世話から、家事から、子育てから、夫を支える事まで全て完璧にこなしています。夫の姉夫婦と弟夫婦とも仲良しで、献身的な方です。

私は、大家族ではないので、ただ一言、゙凄いなあ~゙なのですが、専業主婦経験者としては、゙分かるわあ~゙と、共感することが沢山ありました。

まず、自分の時間を持ちにくいのですね、史枝さん。

本音では「外に働きに出てみたい」とか、「フラメンコ教室に通ってみたい」とか思いは出てくるんですけれど、夫に反対されてシュンと引っ込んでしまう。

ある日、昼間の誰も居ない時に、お疲れが出たのでしょう、二階でうつらうつらと心地良くお昼寝をしているその時に、泥沼に入られてしまいます。😰

何と、冷蔵庫の中に50万円近くもへそくりをしていたんですね、史枝さん。

冷蔵庫の中に見つける泥沼にも゙凄いなあ~゙と思いますが…とられてしまいます。

それを切っ掛けに、夫の幸之助さんと喧嘩になり、史枝さんは、家を出てしまいます。😓

だって、そのへそくりは、史枝さんの為に使うのではなく、家族に何かあった時用の為のお金なんですよ。何処までも献身的です❤

今まで、平田家を支えていた、言わば心臓部とも言える史枝さんが居なくなり、家族は混乱します。

祖母はぎっくり腰で寝込み、家事は何ひとつ出来ない。そこで、祖父が張り切ります!これは、凄かった!さすが、お父様!自らエプロン姿で洗濯し、友人に掃除や片づけを手伝ってもらい、テキパキとされていました。そして、息子夫婦をそっと見守っていました。とやかく言わないで。何となくカッコイイです。

幸之助さんの姉夫婦と弟夫婦はとても兄弟思いです。特に弟の庄太さんは、史枝さんを迎えに行くように、兄幸之助さんを説得します。

仲良し兄弟って本当にいいですね。
基本、祖父母夫婦の仲が良いから、みんなに影響が及んでいるのでしょう。

ただし、祖母が、「お父さんと同じお墓に入るなんて嫌よ」と言う発言には、笑ってしまいました😆
死後の世界ぐらい、お父さんから離れて自由にしたいわ!という所でしょうか。

物語の最後は、勿論、夫の幸之助さんが妻の史枝さんを迎えに行って、ハッピーエンド。出張土産の薔薇の柄の素敵なスカーフをプレゼントして。🌹

史枝さんが照れながら家の中に入り、「何て言えばいいのかしら?」と戸惑っていると、義理の妹憲子さんが「この家のママなんだから、ただいまとおっしゃったら」と、さり気なくフォローする場面が、とても温かく感じました!

今年の5月にもシリーズあるかなぁ~😌
ぜひ、楽しみにしています。