タケオオツクツクはネットで知り気になっていたのですが、なかなか生息地まで行く機会がなかったです。

特にセミ採集は自信がないので、わざわざ行ってみてボウズも寂しいなと(^_^;)

今回はSALTさんという心強いナビゲーターがいるので、とても楽しみにして向かいました❗

途中でSALTさんへのお土産にしようと思ってオオルリハムシのポイントへ行ったのですが、イノシンに鉢合わせて、さらには落とし物までして踏んだり蹴ったりです😩

炎天下では全く姿もなく、私が死にそうでした(笑)

気を取り直して現着💨

以前、比較的近くに住んでいましたが、街中にこんな場所があるなんて知りませんでした。

SALTさんと合流して、タケオオツクツクのレクチャーを受けます。

イメージはバッチリ。

それにしても移入までの経緯や、生息が知られるまでのプロセスが面白い。

環境がマッチすると、爆発的に増えるのが凄いですね。

少し歩きだすと脱け殻発見。

お腹が細長いです。

大きいというかは、長い。

そして、網での採り方が面白い❗

藪を叩くと飛び出すので、とまったところを採る。

書くと簡単そうですが、飛翔能力が高いのと、必ず高い所の笹に突入するので難しいです。

あれだけ大きいのに、とまると見えなくなるのが不思議です。

SALTさんは3匹採ってさすがです💦

そうしてカブトムシやハナムグリを採集しているうちに日が暮れてきました。

日が隠れると、すぐにタケオオツクツクの大合唱。

※音量注意

ネットでもなかなかの声と書いてありましたが、体験するとこれまた面白い。

一気にみんなで鳴くのと、合わさって音圧が凄まじい(笑)

夕暮れから日没(完全に暗くなる)までの間の1時間だけの大合唱でした。

ここから始まる幼虫探し。

動く幼虫の写真は撮り忘れました💧

しばらくすると羽化が始まりました。

一番印象的であったのは、場所が決まると

あっという間に羽化してしまいます。

まるで早回しのように30分もあると羽が伸びるところまでいきますね。

羽もみるみるうちに伸びて

あとは朝まで乾燥待ちという感じです。

車に持って帰った幼虫は

帰り道で羽化を始めたので、

ゆっくり羽化を観察できました。

とても美しい✨

朝になったら乾いていました。

食用目的の方もいましたが、私はまずは標本用が欲しかったので、またの機会があれば食べてみようと思います(笑)

帰り道で、落とし物を無事に回収しました。

その時にふと駐車場の街路樹を見ると、

クビアカツヤカミキリの防除をされている桜を見つけました。

ちょうどSALTさんから教えてもらったものが見られました。

成虫は見つかりませんでしたが、フラスはあったのでいるのでしょうね。

まだ有名な3種類の外来カミキリを見たことはありませんが、そのうち身近まで来るのを実感しました😩

不謹慎ですが見てみたい気持ちもあるので、そのうち探しに行ってみたいと思います。

タケオオツクツクを探す