















仕事で九州へ。
ただ帰るわけにはいきません。
1日半の休みを、なんとか取り付けて
九州のルリクワガタ属を探しに行きます。
仕事の最終日の夜にレンタカーを借りて、一路九州を南下。
目当ての道の駅で車中泊。
気温は-1℃まで下がり、アウターも着込んでホッカイロも足の裏に貼って寝ました。とにかく寒すぎる。
5時に目覚めるも九州は日の出が遅くて7時なので、ポイントへ着いて空が白むまで待機しました。
ポイント辺りは低木 しかなかったり、草原でした。
照葉樹も多くて、そもそも落ちている材が少ない💦
いつもの豊かな環境とは勝手が違います。ここはキュウシュウニセコルリのため、細い落ち枝を探します。
それでも材の中はスカスカになってしまった物が多いです。
オオトラフハナムグリや、その他の雑虫でボロボロになっています。
そんな中からやや硬めの白枯れに幼虫が多いので、そちらを集中して探しました。
まるでホソツヤ材くらいの乾燥で、ニンジンくらいの太さによくいました。
硬い材のため、ナタで表面を削いでいきます。手で割れるような材には、ほとんどいなかったです。


成虫も数匹ゲット !
幼虫はたくさん。
ちょっと集中力が落ちてきたのでブロックハンマーに持ち替えて腕から太股くらいの材を割ります。
こちらにはツノクロツヤムシがいます。
数はたくさん見かけますが、子育てをする虫ですし、材には2匹ずついました。おそらくペアなんですね。


あとは九州産オニクワ(キュウシュウオニではないです)
マダラクワガタ。やたらたくさんいました。
オオトラフハナムグリ。

満足して、次の目的地へ向かいながら観光です。阿蘇山を見たり、温泉に入ってからポイント近くの道の駅で車中泊。
さすがに今度はバッチリ着込んでホッカイロも貼りまくったので 2℃でしたが安眠です。


早くに目覚めましたが、やはりまだ暗い。九州はクマもいなくて気楽なので、懐中電灯を頼りに登山開始。
登りながら落ち枝を確認します。全く産卵マークなし😭
ひとまずピークハントしました。
とてもルリクワガタがいるとは思えないくらい。
往復2時間の登山でしたが、まだ少し時間があるので諦められない。
峠道を街の方へ下りながら涸れ沢になっていて、樹相の良い場所を探します。
数十メートル四方程のめぼしい所を発見したので2箇所を登ったり下りたりして探してみました。
ブナの根元の落ち葉をかき分けて、産卵マークのある落ち枝を発見❇

ここはキュウシュウニシコルリ。
鉛筆ほどの 中身の詰まった枝を探します。

幼虫は数匹発見しましたが、
残念ながら成虫を見つける前にタイムアップ。
駅へ戻って、新幹線で帰路へつきます。

今回採集した幼虫は是が非でも無事に羽化までもっていきたい!
総括としては、まず行く時期が遅かったです。(これは仕事の都合で仕方ないですが)
細めの枝にいるので、全て落葉した後の落ち葉だらけの林床から掘り出して探すのは大変でした。
あとは寒い。朝イチは凍っていて地面に枝がくっついています。
凍っているのを剥がしたり、無理矢理削って採集しました。
普段は豊かなブナの森で、湿度たっぷりの灰~黒枯れを探すのに慣れていて、疎林でニンジン~鉛筆ほどの白 ~灰枯れを探すのに頭のスイッチを切り替えるのに少し時間がかかりました。
20年ぶりの九州は、とても楽しい旅となりました。今度は家族と来よう。


