「魔法と神話のアランデルwithCeltMagick」。
大好評の末、15日で終了致しました、

ご来場の皆様、有難うございました。
私は12日にマジカルメヘンディの一日限定のイベントをさせて頂きました。

メヘンディは「ヘナで染める」の意のことで、
ヘナを用いて皮膚を染める手法で、約二週間ほどで自然と消えるインスタントタトゥーとして人気があります。ヘナパウダー100%なので基本的には肌に負担をかけません。

女神ラクシュミーが愛した植物ヘナ。そしてそのヘナを用いて描くメヘンディ。
インドなどでは花嫁が式の前に女神の祝福と祈りを込めて手のひらから腕にかけて描かれる風習があります。

そして私が占いで使用しているルーン文字・オガム文字をそこに組み込んだのがマジカルメヘンディです。
特に呼び方はわかりやすい言葉に寄せているんですが、何の変哲もないメヘンディです。
必ず願いが叶うとか、そういうものではありません。
最終的に願いや望みは自分自身で叶えたり掴むものだからです。

というのも、言葉にすると難しいのですが、文字のエネルギーはもともと自分たちにもっている部分を引き出してくれるものなのではないかと考えております。

人はそれぞれもつ素質を異なるパーセンテージで保有しているんだと感じています。
芸術が得意で運動が苦手な人は芸術性が100%中70~90%引き出されていて、もしかしたら運動能力が100%中10~20%しか発揮できていないのかもしれません。
才能がありすぎる人は、それぞれの項目を上手平均70~80%くらいに引き出しながら生きているのかな…と。個人的にはそう思ってるんですね。H×Hの念能力的な。

ルーンは勿論、今でも根強く人気のあるパワーストーンとかもただ願いを叶えるための物、というよりも、そうやって持った方がいいのかなと思っています。
所謂「波動」じゃないですけど、女性が恋愛運を高めるのであれば、その女性らしさや思いやりのゲージに揺さぶりをかける石を持つという感覚というか。

ひえー;すみません。
脱線しちゃいましたね。


そのサポートになるように魔法文字ルーンを組み込むというのが大切なのです。
この二つの文字、特にルーン文字はエネルギーの強い文字だと言われています。
古代では指輪や道具にこのルーン文字を刻み、力やまじないを込めたとされたと文献には残っています。(まだまだルーンやオガムに関しては謎が残る部分もありますが。)

そしてルーン・マジックの一つに、欲しい力や必要な力をリーディングして肌に書くおまじないがあります。
欲しいエネルギーを自分で選んでも良いし、
シャッフルして出たものを書いてもOKです。
そのルーンマジック(時々オガム)と、メヘンディを合わせて、ヘナが消える二週間の間に願いに意識を向けて頂き、そのゲージに刺激を与えて自己実現のサポートができれば素敵かなと。

もともとマジカルメヘンディは自分だけでこっそりやっているようなものでした。

メヘンディ自体は子供の時に「Frozen」のマドンナで衝撃を受けてから興味があり、大人になってからヘナもポチッとすぐに買えて、お手軽にやれるようになったので、モチーフだったり、シンボル図鑑をみながら自己流でやっていたんですね。
凝り性なのでメヘンディ関連の本を読んだり、大好きなインスタでタグを検索しては世界各国のメヘンディアーティストのデザインや繊細な作品にうっとりしたりして。
ノートにデザインを模写して描いてみたり、線一つでも練習してみたりしました。
やはり最初はたくさん真似して覚えねばと。これは書写を20数年やってきた癖でしょうね。

だけど、やはりそればかり見ていると、あまりにも圧倒的なクオリティに、
「これをサービスとして提供するには技術がなー。」と気後れしてしまう悪い癖を発動してしまっていたんです。
だからずっと一人でやってました。

でもそもそもメヘンディって基本的には自由なんですよね。
そして、一生残るものではなく、お手軽に出来るもの。
(まぁだからと言って技術は高いに越したことはありませんけどね;)

興味があって「是非やってみませんか?」と声をかけられたとき、正直迷いはあったのですが、
何もしなきゃ何も残らないし、経験にもならないなと。
それで浦安のイベントで無事に一歩進むことが出来たのです。
自由だ、と思ったら、思いのほか描く線やモチーフにも変化を感じて、更にすごく穏やかな気持ちになりました。
喜んで下さる笑顔がとても励みになりました。

有難いことにアランデルさんやメンバー皆の宣伝もあり、ほぼ途切れることなくお客様にご利用いただきました。緊張も致しましたが、本当にありがとうという気持ちが強くて…。
私自身もとてもいい体験ができたのではないかと実感しております。
(なんだか私の事ばっかりで申し訳ないのですが…。)

もっともっと自分の身体でも練習して更にイベントでも経験を増やして、
常に自分のベストパフォーマンスが出来るようにしたいと思います。

描きあがったヘナペーストを乾かしている間にルーンについてお話したり、出たルーンの意味を掘り下げてメッセージを受け取っていただいたりしました。
色んなお客様がいるのにも関わらず、同じルーンがシャッフルで出たり、お客様自身で選ばれている時は「自分にもそれが必要なメッセージなのだな」と私が受け取ることもありました。

そのルーンが【イング】でした。
豊穣・夢・希望・種を表すイング。
今回のイベントではおまじないを込めて、皆さまの夢や願いが成就するのを応援する立場で御座いましたが、この経験が私にとっての希望の種になったらいいななんて、ちょっと図々しい事も考えてみたり。

だからこういう卜術って大好きなんですよね。
その時の象徴が例え偶然出会ってもそこで自分が何に気づいて学ぶのかっていうのが最高に楽しいんです。また卜術の話になると長くなってしまうのでこの辺で強制終了。

ご来場のお客様、マルイのスタッフ様、アランデル様、やってみれば?と提案して下さったCeltMagickのメンバーの皆様。本当に有難うございました。
とても素敵なきっかけを頂きました。
残念ながら今回ご予約に間に合わなかったお客様も、是非またの機会にご利用いただければと存じます。


有難うございました。


*KhamsaPavlin*