おはようございます!

さて、昨夜はスイパラタロット占いの後、ベリーダンスのレッスンをお休みして、
お誘いいただいた加登萌々子様のヴァイオリンのリサイタルを観に行って参りました。

・・・ところでこういう場所に伺うのは初めてでして、
ど、どんな格好をしていけばいいのか悩みに悩みましたが、全体的にお客様も様々な装いでございました。ラフすぎなければOKなんでしょうかね?どきどき。
中にはスニーカーの方もいらっしゃいましたので、
すこしおしゃれするくらいでちょうど良いのかもしれません。
基準としては、出演者の方と一緒にお写真を気恥ずかしくなく撮れる位と認識いたしました。

先日の体癌検診も合わせて今月は大人の階段を昇ることが重なりますな・・・!笑


プログラムの中では浅田真央様が使用されていたタイスの瞑想曲を演奏されておりました。

ちょうど過去の動画がありましたので、ご本人のYOUTUBEのチャンネルから拝借。



良い音楽は体内の水分を心地よく揺らしてくださいます。
日頃の少しずつ溜まった不純物が涙に乗って浄化されていきました。

華奢で可憐な容姿から、意外な程力強い演奏でした。
愛器から繰り出される響きはまるで歌っているようで高音の波動を感じた瞬間は鳥肌がぶわわっと立ち、体中の水分が震え、脳に光が走るような感覚に。め、召される・・・。

勿論低音の安定さも空気を含んだ囁くような音もすべてが心地良くて・・・。
滑らかな調べはまるで上質なシルクのようで、一曲目のC.ドビュッシーの「レントより遅く」は、その布にふわりとくるまれたような感覚になりました。

長く構成されたプログラムもありましたが、すごく体力を消費していらっしゃるだろうに、
それを見せない強きお姿は胸を打ちました。
曲が終わるたびにニコッと素敵な笑顔でお辞儀をされるのですが、
もう笑顔が清らかな事・・・。

伴奏を担当されていたホラーク・ミハル様もとても柔らかな印象の殿方でして、ピアノの調べもその雰囲気そのまま、繊細でしかも加登様の演奏と息がぴったり!
目の合わせ方とか、呼吸をお互いちゃんと確認し合ってる・・・しかもそれがとっても自然。
きっと身体の中に流れている音楽の源が同じところから湧き出ているのでしょうね・・・。
タロット的にいえば『AceOfCup』が見えました。

勿論海外でも評価され、活躍されていたお二人なので、↑こんなこと言っては寧ろ失礼なのかもしれませんが、初めてのリサイタルでこのような素晴らしい音楽に触れることができて本当に幸せです。

改めて思いましたが、ヴァイオリンの可能性って本当に無限なのですね。
弾(ひ)くことも弾(はじ)くことも、出来る。
そして指先の表現でくるくると音に表情に出る。まさに雄弁な楽器!
この目で見ることができるのなら、確かに彼女の周りに楽しそうに舞い踊るバイオリンの妖精さんがいたことでしょう・・・。

この文字を打っている最中も、弦の響く音や旋律が蘇ってきます。

~プログラム~

C.ドビュッシー  Claude Debussy
:レントより遅く  La plus que lente(Valse)
:ゴリウォーグのケークウォーク(「子供の領分」第6曲)
la marche de la poupée de chiffon littéralement « Le Coin des enfants »)

C.フランク    César-Auguste-Jean-Guillaume-Hubert Franck
:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調   Sonata Pour Piano et Violon en La majeur

C.サンサーンス   Charles Camille Saint-Saëns
:死の舞踏   Danse macabre Op.40
:ハバネラ   havanaise

J.マスネ   Jules Massenet
:タイス瞑想曲 Méditation de Thaïs

D.ミヨー   Darius Milhaud
:屋根の上の牡牛  Le Boeuf sur le Toit


EN
C.ドビュッシー  Claude Debussy
:亜麻色の髪の乙女

D.ミヨー   Darius Milhaud
スカラムーシュよりブラジリアン(J.ハイフェッツ編)


と、大変充実の内容でございました!!とてもとても贅沢な時間でございました。


最後にロビーでお会いする時間があったので溢れる想いを握手に込めた次第でしたが、
もう、言いたいことがありすぎて、後ろが詰まってしまうから一言一言まとめるのに苦労したり歯がゆかったりで・・・。もじもじしてしまいました。


休憩を挟んでお召し物を変えていらっしゃったのですが、
まず一部ではフランスをイメージされたという、白を基調にした薔薇をあしらったドレス。
同じく白のハットも美しいお顔立ちに映えておりました。
貴族の女性の様であり、造形の美しいお砂糖菓子のような印象でとてもとても素敵でした。

そして休憩後、第二部のお衣装!
お写真を撮らせていただいたのですが、
こちら・・・!!!!!
・・・と言いたいところなのですが、
なぜか写真がアップできないので(更新しようとするとエラーになってしまいます。)、
よろしければこちらをご覧下さい。

極彩色の孔雀でございますよ!!!
出てきて柄に気づいたハムサのパヴリーン(孔雀/露)は大歓喜!
偶然とはいえ、思わず両手で口を抑え涙ぐむのでした。うるり

ご本人も「すごく可愛くて選びました♡」と仰っておりました(*゚▽゚*)
キラキラストーンもついていて、本当に素敵なドレスでした☆


客席からミドルな男性が小声で「いいね・・・!」と感嘆の声をあげていくのを私は聞き逃しませんでしたよ!!笑


***


加登様、ミハル様、昨日は本当にお疲れ様でございました!!
お誘いいただき、夢のようなお時間と調べを有難うございました!
また是非機会がありましたら、伺いたいと思います!




*Khamsa Pavlin*