おはようございます。
先日のパワフルすぎる蟹座の満月(久しぶりに月酔して眠気や頭痛でフラフラしておりました)、
そして昨日の映画の話から、
昨年観に行った「かぐや姫の物語」についてお話ができればと思います。
観ていらっしゃらない方も居られるかも知れないので、
露骨なネタバレは控えますが、
(いや、読み返したら結構ネタバレしてるかも。。。注意!)
どうでしょう、
「姫の犯した罪と罰」
というセンセーショナルなキャッチコピーで、鑑賞意欲をそそられました?
観終わってからは、
結局生きていることこそが罪で罰なのだと私自身は思ったのですよね。
(って言ってしまうと元も子もない感MAXなんですけど。)
だから、誰も悪くないんです。
姫もそれを手放したくない翁も媼も、求婚者達も、帝も、あの彼も。
ただ主人公がかぐや姫なので彼女に感情移入しやすいんですけど、
皆それなりにそれぞれの「愛」や「欲」だったり感情をさらけ出しているんですよね。
かぐや姫やその両親(翁と媼)、周りの人間などの感情が入り混じっているんです。
だから誰も責められないんです。
あの事故だって姫が責任を感じる必要はないんです。
観ている最中や見終わってすぐは姫視点で、もやもやして、
なんで皆分かってくれないんだろうと思って苦しかったのですが、
ぼんやりこうやって思い出してみると皆、ものすごい悪意があるわけじゃない。
そう、純度の高い悪者なんていないのですよ。
「人って何の為に生きているんだろう」と、
最終的に姫は地球で得た喜びも悲しみも苦しみも幸せも置いて月に帰ってしまうんですけど、
そういった面で観終わったあと物凄い虚無感に浸ってしまったのですが、
みーんな自分を生きることで一生懸命。
だから姫が帰ってしまった虚無感がとてつもないんだなと。
もれなく私も大事な物に二度と会えないような悲しみに浸ってしまいました。
救われたのが、最後のカット。
あのカットがなかったら、より心ぽっかり度は高かったけれど、
ああやって結論を私達に任せるというか、
問いかける形で終わらせることは姫が忘れても心に姫が残っているようで、
とても救われた気持ちになったのです。
でもこれは私の中の綺麗事が入っています。
姫が犯した罪というのは、
(私達含め)残された人の心に残ってしまったことだと思うのです。
だって姫も残された人達もお互い綺麗に忘れることができたら、何でもない不思議なお話だもの。
じゃあ罰ってなぁに?と言われると、あの涙が意味してるのかななんて。
(是非観て下さいっ><;)
罪と罰って言葉にすると大げさな意味合いを含むから、
構えて観てしまいますが、
どこにでも罪や罰は転がっているのですよ。
それを罪と罰と受け取るかっていうのがテーマなのかしらと勝手に解釈しておりました。
はー、うまく文章にできなくてモヤモヤ感が凄まじいのですが、
初見での感想はこんな感じです。
読んでくださって有難うございます、ごめんなさい。
作画の美しさや丁寧さはもう然ることながら、
ただただ圧倒されつつも、自然に見ることも出来ましたし、暖かさに溢れていて、
日本のアニメ技術は世界一だなって思います。
手間暇かけて宿した命の詰まったパワーには何も適わないと思いますよ。
もう一回観たらまた違って見えてくるのかしらねー。
150分と結構長めな作品なので、
私の前の列に座っていた小中学生くらいの子達は飽きてしまったのか後ろを振り返り、観て涙する大人たちを嘲笑していて、
久しぶりに大人気無く「観ないならかーえーれー!!!(ゴゴゴ)」と頭にきたりしたのですが笑
それがあっても憚らず観終わった後もしばらく頭痛が長引くほど大泣きし、
観終わったあとトイレで吐いた位(!)ものすごく心揺さぶられる作品でした。
あはは。私泣きすぎるとこうなります。
(もちろん声は出してませんよー!!!笑)
-----
さて、本日は私が参加している占術ゼミ【ガニュメデスの杯】(@Ganymedes_cup)にて「水瓶座」をテーマにお話をしていこうと思います。
19時くらいからTwitterにてどういうことを話しているのかをリアルタイムで見ることができますので、ご興味ございましたら是非ご覧下さいませ◎
今日も良い一日を。
*Khamsa Pavlin*<帝のちょっと惜しい感がすごくツボだった。
先日のパワフルすぎる蟹座の満月(久しぶりに月酔して眠気や頭痛でフラフラしておりました)、
そして昨日の映画の話から、
昨年観に行った「かぐや姫の物語」についてお話ができればと思います。
観ていらっしゃらない方も居られるかも知れないので、
露骨なネタバレは控えますが、
(いや、読み返したら結構ネタバレしてるかも。。。注意!)
どうでしょう、
「姫の犯した罪と罰」
というセンセーショナルなキャッチコピーで、鑑賞意欲をそそられました?
観終わってからは、
結局生きていることこそが罪で罰なのだと私自身は思ったのですよね。
(って言ってしまうと元も子もない感MAXなんですけど。)
だから、誰も悪くないんです。
姫もそれを手放したくない翁も媼も、求婚者達も、帝も、あの彼も。
ただ主人公がかぐや姫なので彼女に感情移入しやすいんですけど、
皆それなりにそれぞれの「愛」や「欲」だったり感情をさらけ出しているんですよね。
かぐや姫やその両親(翁と媼)、周りの人間などの感情が入り混じっているんです。
だから誰も責められないんです。
あの事故だって姫が責任を感じる必要はないんです。
観ている最中や見終わってすぐは姫視点で、もやもやして、
なんで皆分かってくれないんだろうと思って苦しかったのですが、
ぼんやりこうやって思い出してみると皆、ものすごい悪意があるわけじゃない。
そう、純度の高い悪者なんていないのですよ。
「人って何の為に生きているんだろう」と、
最終的に姫は地球で得た喜びも悲しみも苦しみも幸せも置いて月に帰ってしまうんですけど、
そういった面で観終わったあと物凄い虚無感に浸ってしまったのですが、
みーんな自分を生きることで一生懸命。
だから姫が帰ってしまった虚無感がとてつもないんだなと。
もれなく私も大事な物に二度と会えないような悲しみに浸ってしまいました。
救われたのが、最後のカット。
あのカットがなかったら、より心ぽっかり度は高かったけれど、
ああやって結論を私達に任せるというか、
問いかける形で終わらせることは姫が忘れても心に姫が残っているようで、
とても救われた気持ちになったのです。
でもこれは私の中の綺麗事が入っています。
姫が犯した罪というのは、
(私達含め)残された人の心に残ってしまったことだと思うのです。
だって姫も残された人達もお互い綺麗に忘れることができたら、何でもない不思議なお話だもの。
じゃあ罰ってなぁに?と言われると、あの涙が意味してるのかななんて。
(是非観て下さいっ><;)
罪と罰って言葉にすると大げさな意味合いを含むから、
構えて観てしまいますが、
どこにでも罪や罰は転がっているのですよ。
それを罪と罰と受け取るかっていうのがテーマなのかしらと勝手に解釈しておりました。
はー、うまく文章にできなくてモヤモヤ感が凄まじいのですが、
初見での感想はこんな感じです。
読んでくださって有難うございます、ごめんなさい。
作画の美しさや丁寧さはもう然ることながら、
ただただ圧倒されつつも、自然に見ることも出来ましたし、暖かさに溢れていて、
日本のアニメ技術は世界一だなって思います。
手間暇かけて宿した命の詰まったパワーには何も適わないと思いますよ。
もう一回観たらまた違って見えてくるのかしらねー。
150分と結構長めな作品なので、
私の前の列に座っていた小中学生くらいの子達は飽きてしまったのか後ろを振り返り、観て涙する大人たちを嘲笑していて、
久しぶりに大人気無く「観ないならかーえーれー!!!(ゴゴゴ)」と頭にきたりしたのですが笑
それがあっても憚らず観終わった後もしばらく頭痛が長引くほど大泣きし、
観終わったあとトイレで吐いた位(!)ものすごく心揺さぶられる作品でした。
あはは。私泣きすぎるとこうなります。
(もちろん声は出してませんよー!!!笑)
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さて、本日は私が参加している占術ゼミ【ガニュメデスの杯】(@Ganymedes_cup)にて「水瓶座」をテーマにお話をしていこうと思います。
19時くらいからTwitterにてどういうことを話しているのかをリアルタイムで見ることができますので、ご興味ございましたら是非ご覧下さいませ◎
今日も良い一日を。
*Khamsa Pavlin*<帝のちょっと惜しい感がすごくツボだった。