今日は知人の劇団神輿SP.IN(みこし☆すぴん)さんの旗揚げ公演「Sinners Party Revolver」を観に行って参りました☆
【あらすじを引用致しました。】
男は気が付くと椅子に座っていた。
目の前には神と名乗る男が一人。
神は言った。「世界が消えてお前が生きるか、お前が消えて、世界を残すか。」
男は言った。「僕が消えます。」
神は言った。「結論出すの早くね。」
世界のみなさん、どうやら人間は誰しも罪を背負っているそうです。
これは、神様から呼び出しをくらった6人が織り成す物語。
ということで、
やー鑑劇なんて久しぶり!
というか、自分の舞台が終わってから演劇に触れてなかったかも。
あ、DVDでキャラメルボックスは観たんだけど生舞台!!
しかもマチネもソワレも!!!本日は千秋楽だったので役者の熱の入りっぷりもよくってどんどん引き込まれていきいました。
ソワレ中にマチネを観ている余裕からか、
この出演陣(ていうか役柄)をタロットで表すことができるんじゃないかと、
無意識に思ったんです。
と同時に何だか「あ、魔女っぽい・・・」と悦に入ってしまいました。(観劇には集中してましたよちゃんと!!!)
例えば主人公、シノブ君。彼は愚者。
・・・ていうか主人公って大体逆愚者っぽいですよね。
常に迷ってる。楽な方楽な方へ行きたがるとか、恐れが手放せてない状態。
だからこそ我々の殆どはまず主人公に共感するんですよね。
もしくは同族嫌悪を抱く。
話が終わる頃には何か悟って正位置になって「新しい私デビュー☆(戸田恵梨●)」的なイメージ。
うっかりこっちも涙なんか流しちゃったりして。あえての言い回しでカタルシスだよね。
・・・ていうか突き詰めれば「月」だな。
・自己欺瞞。
・他者とのコミュニケーションが誤解に満ちている。
・無意識が知らせようとする物を理解するための夢、ファンタジー、ヴィジョン(作中のイデア界みたいなね)。
あらやだまんまじゃん!!
R川・・・献金問題で騒がれる政治家。
まさに皇帝。後に明かされる懺悔の中に、「成功の頂点に到達しようとする野心」や「所有」が逆に自身の恐れとなり、それが今回の原因だと認める・・・。
やっぱりで始めは皆逆位置なのかもね。
その懺悔をし、皆がR川の存在を肯定することで正位置になっていく。
T橋・・・その政治家に買われた娼婦。
自分の人生は自分の物!と言い、自分の人生を受け入れる・・・作中ではそんなに罪深き人間ではなかったんだけど、後半の女帝っぷり(母性)が半端ない。
ていうかタロット関係ないけど役者のnako.さんの美脚っぷりに鼻血がほとばしりそうでした。蹴られたい。
O沢・・・notカタギな怖いお兄さん(表現を柔らかくしております。)
彼は子供の頃母親に暴力をふるい続けしまいには殺してしまった父親を殺し、刑務所から出てきたばかりの方。犯した罪は消えないけれど、彼の中の救えなかった母親を守りたい。
守れなかった自分を戒める為に不器用にも犯罪を犯してしまった複雑なお兄さん。
そして作中での彼はとても熱い。
自分を貫き通す姿は「戦車」・・・と思ったけどやっぱり「正義」で。
自分の正義を守る姿、刑務所でけじめをつける姿勢はまさに!!!
H田・・・一番の常識人な女子高生。
彼女の罪は居場所の危機を感じ原因のなんの罪もない人気者の転校生をネットで中傷し、
傷ついた彼女に「私は味方よ」を言い放つ、罪悪に飲み込まれ、そんな自分がとても醜いと感じ、自分を蔑んでいた少女。
でも最後にはちゃんと自分のしたことをしっかり受け止めて前を見、更には状況を一番に把握し全体をまとめる。
そんな彼女は「魔術師(逆)」からの正位置への成長。
E崎・・・いじめが原因で引きこもりそのままニートになった青年。
まさに「吊るされた男」ですな。
被害者意識(実際理不尽な理由での被害者だけど)、それゆえに外に出られない。
新しい環境へ行くことへの恐怖がこびりついている。
でも彼はすごいのは最後と言うか途中でH田に告白するシーンのセリフが、ステレオタイプだけど「恋人」だった。なんていうか超あまずっぺー!!!!!
そして神様。
彼は彼こそが「愚者」であり「世界」だったのか。
表面は「悪魔」っぽいんだけど(呼び出ししたメンツを茶化したり、役的にもチャラっとしててあんまり神っぽい感じじゃなかったから。)、
でも「節制」かな。
まぁ、セリフでもバランスをとりたがっていたのもあるし、
自分(神)でも予想できなかったこともあり、神自身も成長したとかしなかったとか。
やーん!こうやって舞台観るのも面白いー!!!!
と思った素敵な休日でした♪
鈴木氏(O沢役)超お疲れ様でした!!!!
*もる*
【あらすじを引用致しました。】
男は気が付くと椅子に座っていた。
目の前には神と名乗る男が一人。
神は言った。「世界が消えてお前が生きるか、お前が消えて、世界を残すか。」
男は言った。「僕が消えます。」
神は言った。「結論出すの早くね。」
世界のみなさん、どうやら人間は誰しも罪を背負っているそうです。
これは、神様から呼び出しをくらった6人が織り成す物語。
ということで、
やー鑑劇なんて久しぶり!
というか、自分の舞台が終わってから演劇に触れてなかったかも。
あ、DVDでキャラメルボックスは観たんだけど生舞台!!
しかもマチネもソワレも!!!本日は千秋楽だったので役者の熱の入りっぷりもよくってどんどん引き込まれていきいました。
ソワレ中にマチネを観ている余裕からか、
この出演陣(ていうか役柄)をタロットで表すことができるんじゃないかと、
無意識に思ったんです。
と同時に何だか「あ、魔女っぽい・・・」と悦に入ってしまいました。(観劇には集中してましたよちゃんと!!!)
例えば主人公、シノブ君。彼は愚者。
・・・ていうか主人公って大体逆愚者っぽいですよね。
常に迷ってる。楽な方楽な方へ行きたがるとか、恐れが手放せてない状態。
だからこそ我々の殆どはまず主人公に共感するんですよね。
もしくは同族嫌悪を抱く。
話が終わる頃には何か悟って正位置になって「新しい私デビュー☆(戸田恵梨●)」的なイメージ。
うっかりこっちも涙なんか流しちゃったりして。あえての言い回しでカタルシスだよね。
・・・ていうか突き詰めれば「月」だな。
・自己欺瞞。
・他者とのコミュニケーションが誤解に満ちている。
・無意識が知らせようとする物を理解するための夢、ファンタジー、ヴィジョン(作中のイデア界みたいなね)。
あらやだまんまじゃん!!
R川・・・献金問題で騒がれる政治家。
まさに皇帝。後に明かされる懺悔の中に、「成功の頂点に到達しようとする野心」や「所有」が逆に自身の恐れとなり、それが今回の原因だと認める・・・。
やっぱりで始めは皆逆位置なのかもね。
その懺悔をし、皆がR川の存在を肯定することで正位置になっていく。
T橋・・・その政治家に買われた娼婦。
自分の人生は自分の物!と言い、自分の人生を受け入れる・・・作中ではそんなに罪深き人間ではなかったんだけど、後半の女帝っぷり(母性)が半端ない。
ていうかタロット関係ないけど役者のnako.さんの美脚っぷりに鼻血がほとばしりそうでした。
O沢・・・notカタギな怖いお兄さん(表現を柔らかくしております。)
彼は子供の頃母親に暴力をふるい続けしまいには殺してしまった父親を殺し、刑務所から出てきたばかりの方。犯した罪は消えないけれど、彼の中の救えなかった母親を守りたい。
守れなかった自分を戒める為に不器用にも犯罪を犯してしまった複雑なお兄さん。
そして作中での彼はとても熱い。
自分を貫き通す姿は「戦車」・・・と思ったけどやっぱり「正義」で。
自分の正義を守る姿、刑務所でけじめをつける姿勢はまさに!!!
H田・・・一番の常識人な女子高生。
彼女の罪は居場所の危機を感じ原因のなんの罪もない人気者の転校生をネットで中傷し、
傷ついた彼女に「私は味方よ」を言い放つ、罪悪に飲み込まれ、そんな自分がとても醜いと感じ、自分を蔑んでいた少女。
でも最後にはちゃんと自分のしたことをしっかり受け止めて前を見、更には状況を一番に把握し全体をまとめる。
そんな彼女は「魔術師(逆)」からの正位置への成長。
E崎・・・いじめが原因で引きこもりそのままニートになった青年。
まさに「吊るされた男」ですな。
被害者意識(実際理不尽な理由での被害者だけど)、それゆえに外に出られない。
新しい環境へ行くことへの恐怖がこびりついている。
でも彼はすごいのは最後と言うか途中でH田に告白するシーンのセリフが、ステレオタイプだけど「恋人」だった。なんていうか超あまずっぺー!!!!!
そして神様。
彼は彼こそが「愚者」であり「世界」だったのか。
表面は「悪魔」っぽいんだけど(呼び出ししたメンツを茶化したり、役的にもチャラっとしててあんまり神っぽい感じじゃなかったから。)、
でも「節制」かな。
まぁ、セリフでもバランスをとりたがっていたのもあるし、
自分(神)でも予想できなかったこともあり、神自身も成長したとかしなかったとか。
やーん!こうやって舞台観るのも面白いー!!!!
と思った素敵な休日でした♪
鈴木氏(O沢役)超お疲れ様でした!!!!
*もる*