どうも、WisteriaQです。
「理想郷」といっても現実になる理想と現実にならない理想があります
実らない理想
そう、それは
恋愛の世界
「古事記」や「万葉集」では「恋は実らないもの」として古来から語り継がれている
現代人の多くは恋は実ると勘違いしがちですが、夢の世界は「一瞬」の出来事
実った結果が散った世界
それを先人たちが物語や和歌として語り継いでいるというわけです
以前、水戸城で行われた祭礼イベントで宮司さんからの十二単の解説がありました。
そこで十二単の色の襲（かさね）の一つ
「山吹の匂い」について話されていました。
「山吹」には「実が実らない」という背景から、しばしば故事では悲哀や別れ、実らない恋として描かれているそうです。悲しいですね
幻想郷は儚く散ってしまうのが世の常
そういった古来の背景から、どんなに「恋心」で結ばれてもそこに「無条件の愛」が無ければ散ってしまうのが人間の真理とも言えます
目の前に幻想郷が見えたとしても夢から覚めれば目の前から消えてしまう
パートナーシップを築く上でも「『愛』を与えましょう」とよく言われているのは「恋」という心を持っていると散ってしまうから
ディズニー世界でたとえると
パークは「夢の国」
夢の国に一歩踏み出せば、そこは幻想郷
非日常の世界を楽しめます
しかし、パークから外に出てしまえば現実世界に戻る
「恋」という夢の時間から抜け出したい
だけど、不足感から「恋」に走ってしまう貴方
まずは自分自身を「無条件の愛」で満たしてみてはどうでしょうか