小学生の頃、
周りの男の子たちがよくはやし立てていた言葉
「小さな親切、大きなお世話～
」
しっかり者の女の子たちに注意されて、
やんちゃ坊主たちが
こんなふうに言い返しながら逃げ回ってたな～
…なんて懐かしい話でもあるけど、
これ、今でもやってるな～って
思い当たることありませんか
家族に、特に子どもに対して
私は…
保育園に通わせていた頃から、
日々の慌ただしさの中で、
子どもの世話も、家事も
バタバタとこなしていた
だから、子どもに
自分のことは自分でさせよう…
なんて待ってる余裕はなく、
自分でやった方が早い
お手伝いも
説明しながら頼むより、
自分でやった方が早い
そう思ってやっているうちに
何もかも自分でやる羽目に…
さらに、
ムダに気が利くものだから
頼まれるより先に、
「これ、しておいてあげた方がいいかも…」と
進んでやっちゃったり、
「～してあげようか？」と
提案しちゃったり…
我が子ももう大学生なんだから
自分のことはもっと自分でさせよう！
と思ってたはずなのに…
結局、
「お母さん、ありがとー」のひとことで
軽～く済まされちゃってる…
それでもいいんだけど、
でも、
これって「子どもの力」
奪ってない
やるのかやらないのか
自分でするのか、誰かに頼むのか…
『自分で考えて決める力』
いつやるか、
どのようにやるか…
『自分で見通しを持って行動する力』
うまくできた、できなかった
だから今度はどのようにするか…
『振り返って、検討し、工夫する力』…等など
自分のことを自分でするだけでも
人って成長するのにね
「小さな親切心」で
手を出すことによって、
やる気も
チャレンジ精神も
行動力も
責任感も
いろいろ奪っているかも
それこそ「大きなお世話」
…と、ただいま反省中
です
「やっておいてあげよう」とか
「するようにいうより、自分でやった方が早い」
と思ったときには
一瞬立ち止まって
「それ、ほんとにやりたい」
「それ、だれの仕事」と
自分にきく
そんなトレーニングの真っ最中
です
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