入院 その1 | 子宮全摘、腹腔鏡手術の記録

子宮全摘、腹腔鏡手術の記録

ブログの説明を入力します。2019年1月31日に腹腔鏡手術にて子宮全摘しました。
術前、不安な時に経験者さんのブログを何回も読み返して 心の準備をしました。
それぞれ人により経過や痛みなど違うのがわかります。私もお役に立てば…と記録残します。

2019年1月30日水曜日

10時入院。

荷物が多く

デカいナイロンバッグと

Sサイズのキャリーバッグ。

パンパン。

どうにも荷物の多い女。

必要な枚数 + ひょっとしたらの2枚

バスタオル、フェイスタオル

これは大きい。

看護師さんが4枚くらいと言うと

6枚持たないと気が済まない。

で、実際使うのは

2枚だったりする。

バスタオルなんか

ベットに敷いた1枚使っただけで

シャワー浴びて使ったのは

フェイスタオルだった。

傷が怖くて

バスタオルで拭くのがためらわれ

フェイスタオルでちょこちょこ拭き。

病室からシャワー室への移動と

シャワー室の作りと

与えられた時間30分を思うと

バスタオルで恐る恐る拭くより

フェイスタオルでちゃちゃっと

拭いて ビニール袋に詰めて

持って帰る…のがラクだった。

実に無駄だったバスタオル!!

短期入院にはバスタオルは不要と

悟った。



そんなこんなでタクシーで

病院へ。

付添は兄。

また、病棟では

「ご主人で?」と言われ

二人で「兄です」と訂正。

去年11月に掻爬術で入院してるので

まだ、記憶は新しい。

使っていない施設だけ

看護師さんに 教えて頂く。

洗濯室ではドラム型洗濯機と

普通の全自動洗濯機と乾燥機。

それぞれ1台ずつ。

でも、使わなかったから

わかんないんだけど

持ち物の説明に

洗濯洗剤は書いてない。

自動で投入されるのかなぁ?

自分は今回は使わずに退院しました。



シャワー室、ふたつ。

自分で浴びれる人用と

介助が必要な人用の ふたつ。

単独で使用のシャワー室は狭い。

脱衣所が広いのだが

なんか、床? 下が

見た目綺麗じゃなくて

シャワー出てから

どうすりゃいいんだ?状態。

神経質だから気になるのかなぁ。



そして、病室。

四人部屋。

個室?も考えたが

前回の入院もだが

あんまり関係なかった。

昔は カーテンが開けっ放しで

部屋に入ると

先に入院している方々に

「宜しくお願いします」と

挨拶したもんだが

今は カーテンがひかれていて

入っても誰とも顔を合わさない。

前回の入院でも

雰囲気で 周りの人が

何才くらいかな?と想像しただけで

最後まで

顔を合わせなかった。

女性ばかりなので

イビキの音もしないし

(しても少しだけ)

ある程度、みんな節度を持っていて

不快な事は無かった。

なので 差額料金の必要がない

四人部屋を今回も選んだ。

前回と同じで

窓際ではなく 

手間の入口側。

これも関係ない。

女性病棟は12階の最上階だが

景色を見て楽しむ事は

まず、無い。

そこまでの余裕は

手術をする今回は特に無いだろう。

楽しみたければ

休憩室みたいなサロンがある。

そこへ行けば

かなり眺めが良く

夜景が綺麗だ。

窓際は温度差が激しいし

トイレの近い入口側は

結構、私は好きだ。

(トイレは部屋の入口右手に有ります)



「先生の説明がありますので 

   呼びに来ますので お待ち下さい」

さて、執刀医って誰だろう?

HPで産婦人科の先生の顔を

確認しながら待つ。

直ぐに看護師さんが呼びに来た。

「F先生、見えたので どうぞ」

なぬ?F先生!?

…執刀医は???



私は事前の病院からの問診表に

とにかく担当医に質問しても

執刀医に聞いて下さいばかりで

何も答えてもらえず頼りなく不安だ!

…などと ボロクソ書いて提出した。

やってしまったか!?


視線の先には

表情の固まったF先生が。

あちゃー、こいつが執刀医なのか!?

個室へ通され

座るなり

「今回の手術はどのように

    お考えですか?」

と、言われた。

どのようにって言っても

なんて答えていいんだよ。

もう、わけわからんってー。

まるで、生活指導に呼び出された気分。

高校の頃は

早く解放されたいので

適当に反省の意を表して

ぺこぺこして解放してもらった。

でも、今回、

不安なのは確かだし

F先生の説明が無かったのは確かだ。

仕方ないので

今までの流れを話し

卵巣を取るっていうのは

言われてなかった。

それ以上の質問をしようとしたら

執刀医の判断なので

執刀医に聞いてくれと

先生はおっしゃいましたよね?

と、目を見たら

F先生は

「あの時は ああ言わないと

   終わらなかった。」

と 呆れた感じで言う。

ヒステリックになった女には

相手になるのは無駄…

そんな感じがした。

こういう所なんだ、

私がこのF先生が嫌いと思ったのは。

典型的な場当たり型

典型的な 面倒臭いのは嫌い型

執刀医は違うと

思わせといて

結局、こういう言い方するんだ。



じゃあ、執刀医に聞けって

今、聞いても

変わらないわけなんだ。

卵巣は取った方が安全って事でしょ?



何やってんだ、私。

医者に喧嘩売って。

馬鹿みたい。



冷静になろうと努め

F先生に

わかった、納得したので

説明をして下さいと伝える。


インターネットで調べた

腹腔鏡手術のメリット

デメリットと同じ文言を聞く。

彼氏が医療関係の仕事なので

説明書同意書の

文章を声を出して読んでくれて

「要するに何かあっても

   説明したでしょ?同意したでしょ?

   って事なわけ」

と、言っていたが

まさに そんな感じで

もし○○になったら 対処します

もし×××の場合は 治療します

と、失敗した時の対応も説明していく。

彼氏はこの腹腔鏡手術での

子宮全摘は

「一番、簡単な手術」

と、言っていた。

それを信じよう。

説明が終わり 同意書にサイン。

ああ、早く解放してくれ!

もう、どうでもいいや!

この時点では

私の気持ちはそんな感じでした。