先日、テレビを点けましたら、あら?
フォンテーヌブローのオークションハウス・オセナのオセナ先生だわ、と。

インタヴューに答えていましたところから、ナポレオンに関する大きなオークションがあるのね、とピンと来ましたら、やっぱり!

写りが悪いですが、今回のオークションの看板は、評価額が6万〜8万ユーロ+タックスのトローヌ(玉座)。

もちろん、セーヴル磁器の出品もありましたので、昨日は下見会に出掛けてまいりました。

私達の前を歩いていましたのは、ナポレオン関連のコレクターであるピエール ジャン シャロンソン氏と付き人の方。私達も彼ら同様に1階はさらりと拝見、2階へまいりました。

たいへん有名な方なのですよ。
私が好きな夕方の番組・Affaire conclue(ビジネス成立)というオークション番組にも出演されています。とてもユーモアのセンスがあるので、好きなのです。

やはりお目当て〜


付き人の方、以前オセナで拝見したことがあり、ハッとしました。

どなたかに頼まれて来ている方って、雰囲気でわかるのですよね。

シャロンソンさん、当日はオークションハウスにいらっしゃいません。

テレビで仰っていましたが、彼はナポレオンのスペシャリストですから、会場でオークションに参加していますと、値段がどんどん上がっていくのですって。

夫がシャロンソンさんに話し掛けていました。私はそういうことできませんので、横ですご〜いと眺めておりました(笑)。

番組が好きですとお伝えもできず…

シャロンソンさんが仰るには、
背もたれと肘掛け部分はその時代のもの、他は19世紀と20世紀が混ざっているので、修復し過ぎていますと。

もしかしたら興味なくなったのかな?なんて思いました。


シャロンソンさんの指の大きなリングが見えます?
元々は、ジャン コクトーがジャン マレーに贈ったリングなのですって。

トローヌはもとより、シャロンソンさんに会えて嬉しかったです。

ステファヌ ベルンさんなど、今までも好きな方にお会いできております。

オークションは本日11時開始です。

5年前、オセナで、モナコ大公宮殿のナポレオン1世のコレクションのオークションがありました。

19個現存しているというナポレオンのシャポーがオークションに掛けられ、50万ユーロの評価額を大幅に上回り、150万ユーロ(タックス含むと190万ユーロ位)で、韓国人が落札しました。


トローヌはNo.430。今日はどんな感じになるかしら?


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