勉強していると、何がきっかけになるのかわからないが過呼吸気味になる娘。

なんで私こんなに駄目なんだろうと始まる自己否定。

横で私の心もざわざわざわ。

頭を撫でたり、手をさすったり。

この居心地の悪さが嫌なんだよね。ここに耐えられないと余計な励ましの言葉なんて出てきちゃう。

テストが迫って不安になるのは当たり前。
どれだけ勉強したって不安は無くならない。不安から逃げたくて、自己否定は周りから責められないための防御策。

こらこら、静まれ私の不安。

温かいお茶を飲み、スマホをいじり、ほら、呼吸が少しマシになってきた。

また、練習問題に向き合い始めた。顔が強張ってる。視線ががウロウロさまよってる。

一緒に問題を読んでみようか。

と思ったら相手にもされなかったよ。

今度は大声でブツブツ言い始めた。やっぱり一緒に考えて欲しいのかしら?

面白いわ。私の不安が小さくなって、面白くなってきた。

いけない、いけない。顔に出ちゃったかしら?泣き始めた。

泣いてたら何言ってるか聞き取れないよ。お母さん問題を読んでいい?自分で読むよ。

更に泣き始めた。テーブルをげんこつでドンドン叩き始めた。あらあら。

夫に気分転換に買い物に誘われ、泣きやんだ。出かける前にハグしたら、さっきはお母さん自分で読むって遮られて言えなかったけど…と問題の説明をしてくれた。

ああそう。勉強の不安が、途中から私への怒りに変わったのね。怒りはエネルギー。よくTさんは言っている。怒りに変換されて良かったのかな?