。しばしお付き合いのほどを…。●解答●
まずは、設問（１）ですね。これが解けないと設問（２）の解答権すら得られない
というのが今回の鬼門でありました
。もう少しヒントを出しても良かったかなぁ…と、今さら反省しても”あとのカーニバル”ってヤツですが
。（A）「感傷ヴァケーション」（浅倉亜季）（1987年） → ■□□□□□□
問題の箇所は「センチメンタル」と読みます
。この問いは、タイトルを知らなくても何となくフィーリングで解けた人がいたのでは…
浅倉亜季はアイドル歌手なのですがちょっとマイナーだったかも知れません。従って ■＝セ となりますね。（B）「途はひとつ」（黛ジュン）（1972年） → ■□
「途」は「みち」と読むので ■＝み ですね。クイズとは無関係ですが、この曲、いかにも筒美京平センセらしいメロディがgoodな佳曲
なのでお薦めですよん。（C）「恋＝？」（キャンディ・レイ）（1978年） → ■□■□□□
ついつい「こいはクエスチョン」と読んでしまいそうですが、作詞者の森雪之丞センセによると、正しくは「こいはハテナマーク」なんだそうです。どちらも同じ6文字ってことで、これはちょっと引っかけ問題になってしまいました
。従って、2つの■は ■＝ハ、ナ となります。（D）「真剣」（田村英里子）（1989年） → ■□■
カナ2文字なら「マジ」となるところでしょうが、ここは3文字なので「ほんき」が正解
。よって、2つの■は ■＝ほ、き ですね。（E）「風信子」（松浦亜弥）（2004年） → □■□□■
最初は「風信子どこへ」（深野義和）（1979年）の方で出題するつもりでいたんですが、さすがにマイナー過ぎるのでやめました
。「ヒヤシンス」の当て字を、あややのシングルで初めて知った日本人がきっと沢山いたのではないかと思います。2つの■は ■＝ヤ、ス となりますね。（F）「哀しすぎて…哀しすぎて」（矢吹薫）（1984年） → ■□
これはタイトル全体で、「あいしすぎて…かなしすぎて」と読ませるのですが、タイトルの付け方にそもそも無理がありますよね
（それを出題する私もムチャなのですが）。ま、矢吹薫クンは銀蠅ファミリーってことで、そこんとこ夜露死苦ってことで…
。でもって正解は ■＝あ です。ここで ■＝か としてしまって設問（２）が解けなかった方がもしいたらゴメンナサイm(_ _ )m。これも引っかけ問題でした
。（G）「尻軽女ブルース」（桃井かおり）（1979年） → □□■□
これは「あばずれ」、字面（じづら）のまんまです
。なになに、答えを聞けば「なるほどー」だけど、ノーヒントで解くのはムチャだ
ですって… こりゃどうもスイマセン。ここはぐっと怒りを抑えて ■＝ず として下さい
。ところで、私の難読タイトルクイズでは常連になった感のある桃井かおりですが、こういう読みにくいタイトルを付けるってのは、セールス的な観点からはどうなんでしょうかねぇ…（好事家の私は大喜び
ですが）。タイトルにインパクトがあっても、覚えにくいと何かと不利なんじゃないかと思うんですが…
。（H）「決意の看板娘」（宮部ひかり）（1993年） → ■□□□□■
本問の正解は「カバーガール」でした。私なんかは「ほうほう、面白いなぁ
」なーんて思うわけですが、曲自体がヒットしてないってことで、クイズとしては相当な難問でした…。2つの■は、■＝カ、ル となります。次は設問（２）ですね。設問（１）で得られた■の12文字を、ひらがなとカタカナを区別せずに書き下すと、
せ み は な ほ き や す あ ず か る
となります
次に、これを6文字ずつにうまく分けて女性タレント2人の名前を作るんですが、ちょっと試行錯誤していくことが必要ですよね
。ここでは濁点（゛）のついた文字「ず」から、「すずき」が思いつくかどうかがポイントかな。「すずきほなみ→鈴木保奈美」がうまく抜き出せれば、残りの「せはやあかる」から「あやせはるか→綾瀬はるか」に気がつくのは時間の問題でしょう。というわけで、鈴木保奈美と綾瀬はるかの2人が決勝まで進んだオーディションといえば、ホリプロタレントスカウトキャラバンですよね
そんなこんなで、今回の設問（２）の答えは、ホリプロタレントスカウトキャラバンでした～。ちなみに、鈴木保奈美は第9回（1984年）の決勝大会で、綾瀬はるかは第25回（2000年）の決勝大会で、いずれも審査員特別賞を受賞しています。 …さて、解答編は以上です。前回の問題編の記事に対して、ペイルさんと美冴さんから、貴重なコメントを戴きました
。いつもどうもありがとうございま～すm(_ _ )m んで、案の定というか何というか、やっぱり難しかったみたいですねぇ（ぽりぽり）。いや、今回は、そもそもちゃんと正解までたどり着いた方が実際にいたかどうかもかなり怪しい
ところですが。…ま、もともとマイナー好み向けの企画なので仕方ないっちゃあ仕方ないと思っとりやす
。今回はこの辺でおしまいとします
それではまたお逢いしましょう～