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細野晴臣は、大学在学中にベースを始めたことをきっかけに多くのバンドを渡り歩き、1969年に”エイプリル・フール”のベーシストとしてメジャーデビューしました。その後、”はっぴぃ・えんど”、”ティン・パン・アレー”を経て、1978年に坂本龍一、高橋幸宏と共に結成したイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)で大ブレイク
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細野晴臣の作風の大きな特徴として、一般受けしそうな「ポップ」な要素を意識的に避けて、歌謡曲としてはやや異色のメロディーラインを駆使する“実験的”な作品が多いというのがあります
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さて、今回の独偏ベストテンを決めるに当たっては、これまでと同様に、1968年から現在までのオリコン100位以内にランクインしたシングル作品をすべてピックアップした後に、ランク外のシングルをできるだけ調べて追加しました。その結果、細野晴臣センセの手掛けたシングル曲(A面のみ、他人への提供曲に限る。共作も含む。)として55作品をエントリーした上で、その中から、私の独断と偏見により上位10曲を選定しました(従って、細野晴臣名義あるいは彼が所属しているグループによるシングルは対象外となっています)
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それでは独偏ベスト10の発表に移りましょうか
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番外編 真空キッス (アポジー&ペリジー) 【オススメ度★★★★】
作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:細野晴臣
[1984.7.10発売; オリコン最高位-位; 売り上げ枚数-万枚]
「真空キッス」は、同じく細野センセの手による「月世界旅行」のB面として発売された曲です。・・・いやぁ、残念っ
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ちなみに、アポジー&ペリジーというのは、ニッカウヰスキーのCMに出ていた二人(
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第10位 見えない世界 (和田アキ子) 【オススメ度★★★】
作詞:及川恒平、作曲:細野晴臣、編曲:東海林修
[1975.2.15発売; オリコン最高位55位; 売り上げ枚数2.9万枚]
1968年にデビューした和田アキ子の22作目のシングル。この曲では、黒人女性グループ“エッセンス・オブ・カプリコーン”がバックコーラスとしてテレビにも出演していました。当時小3だった私がテレビで見て、「本当に地球が壊れるんじゃないか?」とマジメに危機感を抱いてしまったという、子供の不安感を煽るなかなか衝撃的な作品でしたね・・・
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この曲が細野晴臣センセの手によるものだと私が知ったのは、それから随分と後になってからのことでした
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それにつけても、和田アキ子にはこういうソウルフルで中低音を聴かせる類(たぐい)の曲が良く似合います
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第9位 夢・恋・人。 (藤村美樹) 【オススメ度★★★】
作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:細野晴臣
[1983.2.1発売; オリコン最高位13位; 売り上げ枚数16.0万枚]
藤村美樹がキャンディーズのミキであることは、皆さんもちろんご存知ですよね
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この「夢、恋、人。」は、中森明菜の「禁区」、さらにはYMOの「過激な淑女」とまるで兄妹の関係にあるのではないかといった風情の作品です。だからといって、「3曲とも似たメロディラインの使い回しじゃねぇか
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ちなみに、タイトルの正しい表記は「夢恋人」ではなくて、「夢・恋・人。」ですよ。「夏にフレッシュ」(渡辺千秋)ではなくって、「夏に フレッシュ。」なのと同じですね~
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第8位 Wait My Darling (金井夕子) 【オススメ度★★★】
作詞:大貫妙子、作曲:細野晴臣、編曲:細野晴臣
[1980.10.21発売; オリコン最高位-位; 売り上げ枚数-万枚]
スタ誕出身で、1978年に「パステル・ラブ」でデビューした実力派 金井夕子の8作目のシングル。同じ細野晴臣センセによる7作目の「チャイナ・ローズ」は異国情緒あふれる意欲作かつ実験作でしたが、さすがにメロディーラインがマニアック過ぎた感が・・・
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歌手としては残念ながらヒット作に恵まれず、4年ほどで歌手をやめて(青木茗名義で)作詞家に転向した彼女ですが、どうやら1997年に歌手活動を再開している模様・・・(詳細については確認中です)。彼女の安定度抜群の歌唱は得がたい魅力なので、今後の歌手活動にも大いに期待したいところですねぇ
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第7位 月下美人 (松本伊代) 【オススメ度★★★】
作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:鷺巣詩郎
[1985.10.5発売; オリコン最高位38位; 売り上げ枚数1.6万枚]
松本伊代の17作目のシングル。この作品は、もともとNHKのラジオ特番で遠藤京子(現:響子)の詞を乗せて作られた原曲に、翌年のラジオ特番でなぜか松本隆センセが詞をつけ直して松本伊代が歌うことになったという、曰く付きの曲です
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松本伊代のシングル(12インチシングルを除く)としては、その前後3年の間で比較したときに、どういうわけかエアポケットのように売り上げ枚数がガクッと下がった作品で、ちょっと「えっ
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第6位 赤道小町ドキッ (山下久美子) 【オススメ度★★★★】
作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:大村憲司
[1982.4.1発売; オリコン最高位2位; 売り上げ枚数40.8万枚]
1980年に「バスルームから愛を込めて」でデビューした山下久美子の6作目のシングルにして、1982年夏のカネボウ化粧品のCMソングとして大ヒットした曲
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細野センセによれば、♪ ドキッ ドキッ の部分は、最初からヒットを狙ってインパクトの強いメロディを意図的に組み込んだとのこと。「なるほど」という感じがしますねぇ
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・・・さて、今回はここまでとします。例によって、1~5位の発表まで少々お待ち下さいね
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