愛犬の火葬 | 愛犬 最強伝説

愛犬の火葬

山にある火葬場に

皆でむかった。


母は、なぜかコンビニを探していたが、
見つからなかった。


思いの他
混んでいた道……………




母が突然

『ちょっとだけ寄りたいとこあるんだけど』


と言った。

母の道案内で行くと、
そこは、
有名なプリンの工場だった。
ファルが
物を食べれないょうになった時から
母は
そこのプリンを買い続けた。

彼が大好きだったプリンを
最後に
あげたかったらしい。


それでコンビニを探してたんだね………




ぉかぁさんの気持ちが
せつなくて
心がしめつけられた。





ぉかぁさん。





ファルは、

沢山食べたから

充分だと思うよ?








そのあとも

斎場までの道のりを
コンビニを探しながら行ったが、とうとう見つけることは
できなかった





そして

斎場に到着した。



とうとうやってきた

この時間…………………





車の中で子供達は

ずっと撫でていた。

そして
ファルは、

移動した






その時、四歳の上の子供が、
沢山の紙をもって
車から降りてきた。

見ると、
自分で塗って、切ってつくった
船と
飛行機だった。



とても

大切にしていたものだった。










それを




寝ているファルの上に
何枚も
何枚も
のせた
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『ママ、
ファルちゃん
この飛行機にのって
お空に飛んで行けるね。
船もあるから
遊べるよ』






そうだね。

飛行機あるから

天国に行けるね。





お船もあるから、遊べるね……………………。










子供は
子供なりの世界がある。

大人が
忘れていることや、
気づかないことも
教えてくれる。

車の中でも、


ママに聞こえてたよ。



『ずーっとずーっと大好きだよ』
って
言ってた声。


ファルにも
きっと届いてるよ………







大好きなおいもを
口元において


大好きなお花を敷き詰めた
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お花畑で寝てるみたいだよ





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重い口を開いたのは、

斎場のおじさんだった。




そろそろ……………………









それは
永遠の別れ。




ファルの姿も




重さも




感触も




匂いも






もう、二度と





感じることができなくなる。





まって!!!!!!




喉まで出かかった声を


必死で
押し殺した。

苦しくて
唾液さえ飲み込めなくなった。




ほんとうに


最後の



最後の


別れ………………………。





ファルちゃんありがとぅ



ファル大好き



ファルよく頑張ったね。



忘れないでね…………




あなたに会えて


よかった。




ファル……………………





ファル……………………


















そして




扉は閉じた。





もう
彼を


永遠に


みることのできなくなった瞬間だった。





ファルのふわふわの毛
忘れないよ。


匂いも
忘れないよ。









ファル……………………