自分の気持ち | 愛犬 最強伝説

自分の気持ち

結局一緒に行った散歩も
帰りは
車にのって帰ってきた。

もともとファルは、
車がすごく好きで
乗せると
興奮しすぎて
跳ね回ったり、
吠えどうしだったのに

その時は、


抱っこされて

ただただ



車の揺れが心地よいのか

穏やかに寝ていた。






ファルを
抱きしめると、

フワッと

いい香りがする。




母は、



旅立つ時に

汚いままではかわいそうだからと、
少し前にトリミングに連れていき、
毎日
排泄物や、鼻血で
汚れるたびに
お風呂で洗ってるので
寝たきりになっても
綺麗なままだった。



それでも


死臭なのか



独特の臭いは、やはり消えなかった。









夜、
皆が寝ても
なかなか寝れなかった。
明日
自分は帰らなければならない。


もしかしたら、
今日

明日しか


もう会えないんぢゃ………




そんな気持ちでなかなか寝ることが出来なかった。





相変わらずファルは、
寝ていた。



ときおり、


起きては、歩きたくてバタバタする。




足は、床擦れができていた。

立ちたくて、
もがくから擦れるのだ








息遣いは、荒く




鼻からは


鼻血とは
違う
塊のような血が垂れていた。









生きててほしい。










お願いだから




生きてて。




もう会えないのはつらい。



触れないのはつらい。












そぅ


思ってた。

ずっと…………………






でも、






彼を見ていたら





自分でも、ビックリするょうな言葉が出た。







腫れてる頭から、


背中にかけながら

優しく


何度も何度も撫でながら




『よくがんばったね。辛かったね。皆が、せめて誕生日までは…って言ったからがんばってくれたんだね。でも、もう楽になっていいんだよ。充分頑張ったから、ファルのタイミングであといいんだよ。ありがとう』















涙は
彼の前では見せないと
誓った私は

涙目になっていたが


ファルは、

目をあけて

聞いていた。




そのあとは、また眠った。