見てられない | 愛犬 最強伝説
毎日の電話攻撃の他、
とにかく母に写真を送ってもらっていた。
それしか、私には
彼を見る手段がなかった。
今日は元気?
ご飯たべれた?
散歩いった?
毎日電話の内容は、
同じだった。
母からの
返事は、
もう、ほんとにダメかも…………………
と、いうときもあれば
今日元気だよ!!!
と、言う日もあったが
やはり
徐々に
容態は悪くなる一方だった。
頭にできた
悪魔のような腫瘍は
ますます大きくなり、
脳を圧迫するだけでなく
眼球をも
押し出す勢いだった

かわいかった顔は、
悪魔の腫瘍によって
変形してしまった。

