8/1のPET検査で4箇所反応があり、同時に撮影したCT検査では異状なし。

期間をおき8/25に受けたCT検査でも異状なし。


つまりは体内にがんの塊はできてない。

じゃあ8/1のPET検査の反応って?!


今CT受けてもがんの存在が確認されないからって今のままの服薬・検査だけ続けてて、いつか「なんでPET検査で異状が出た時点で動かなかったの!なんでこんなになるまで放っといたの!もう手遅れだよ!」って怒られるような事態になりはしないか。


今本当に何もしなくてもいいのか、今東京だろうとアメリカだろうと足を伸ばして何か対策をするべきだったりしないのか。


モヤモヤが続いて睡眠障害になり、前より些細なことで腹をたてたり落ち込んだりするようになりました。


精神科に通い服薬することで気持ちも落ち着き眠れるようになりました。


でもそれでは根本の不安が消えることはないため、行きつけの歯科医の先生のご助言も受け次の手に出ました。


主治医の先生だけでなく、PET検査を直接担当した放射線科の先生から、より詳細なデータの読み方やあらゆる可能性について説明していただく。


PET検査は胆沢病院にはなく中部病院で受けたので中部病院へ電話しました。


すると、依頼された検査の場合、そのデータは依頼元の病院へ送られて依頼元の医師が読み取るとのこと。


金曜日の夕方5時という遅い時間でしたが胆沢病院へ電話。


ほどなく主治医の先生から電話、週明けすぐ放射線科の先生と話せるよう取り進めてくださるとのこと。有り難いです。


胆沢病院の放射線科の先生がじっくりと説明、こちらの質問に対しても一つ一つ丁寧に答えてくださいました。


・PET検査はもともとがんを見つける検査ではなく、糖の代謝状況を調べるもので、糖の代謝が活発な細胞は光って見えるが、光って見えるものがイコールがんというわけではなく、がんでなくても様々なものが光る。PETと同時に撮影する全身CT 画像と重ね合わせることで、正常な働きとして光っている細胞か光るはずのない病変なのかを判断するという手順。


・PETもCTも完璧ではないので、今、100%大丈夫とは断言することはできないが、当初心配されていた場所に少なくとも現在腫瘍性の病変はないと思われる。


・私が心配していたのは、CTにまだ映らない小さながんが発生しているということではないかということ。だが、PETよりもCT の方が空間分解能が高い(より細かなものまで見つけることができる)ので、その心配はないと思われる。


・最初の手術時にがんが腹膜部に触れたものが成長したものが昨年の再発だが、だからといって昨年切除したもの以外にも最初のがんがあちこちについているのではという心配は可能性としてはそう高いとは考えにくい。


・先回りしてあちこちで診てもらってまわるのはかえって危険。施す必要のなかった過剰な治療を受けることにより体調をより悪くすることがありうる。


ようやく通常のがんサバイバーの状態に戻りました。


普通に眠り、普通に食べ、普通に動き、普通に働き、普通に奏で、普通に笑い、普通に遊べる。


その保証がようやく太鼓判!という気持ちです。