副腎皮質がんの手術から3年7ヶ月。
今私は手術4日後の身で病院のベッドに横たわっています。

腹膜腫瘍が発見されました。
3ヶ月に一度撮影してたCTに、一昨年から影はあったのですが、小さくて病院も気づかなかったし、今まで悪さをしてませんでした。

今回見つかったのは、その腫瘍の近くにもう一つ腫瘍か膿かまだ特定されてないかたまりができて、そちらがこの半年で急に大きくなり神経にさわったらしく、1/6からの三連休に激しい腹痛に見舞われたのがきっかけです。
連休明け、痛みは少しひきましたが、原因が分からないと怖いので行きつけの県立病院で問診、触診、エコー検査、血液検査、レントゲン撮影、CT撮影まで受けてようやくふたつのかたまりが見つかりました。

1/24に入院、1/25に開腹手術を受け、悪性かどうかの確定はまだ数週間病理検査の結果を待たないとなりませんが、執刀した主治医の先生が腫瘍を切除してから割ってみたところ、見た目はがんだったとのことでした。

原因として考えられるのは、位置的に血管やリンパ管を通した転移という最悪のケースではありえず、前回副腎皮質がんのため左側の副腎を切除する腹腔鏡手術の際におなかの中に送り込み続けていた空気(二酸化炭素)の流れに乗って腹壁の内側に付着したものだろう、とのこと。

これで取り切れていれば根治。
まだほかについていたらそれが大きくなって悪さをしそうならまた手術。
もしまだあって血管やリンパ管に入ってしまっていたら打つ手なし。

いい方に考えようと思います。

おなかの傷は胸骨の下からまっすぐ切っておへそを避けて下腹部まで、自分の手と同じくらいの長さです。

さすがに動くのがつらいですが、傷口はもうふさがったので、病院は早く退院してほしがってるようです。

それにしても前回も今回も発見が幸運でした。
あらためて、
がんが体内にあったとしても悪化させないような生活を心がけます。

口に入れる食べ物・飲み物を、ストレスにならない範囲で意識する。
疲れを溜めない、ストレスためない、無理しない。