玉川堤へ行く予定を立てていたが、昨日の雨で桜が散ってしまったようなので、まだ咲いている宇治へやって来ました。


 幸運にも晴天。これは期待できそう。


 宇治川沿いが目的地ですが、楽しみは後で取っておいて、まずは山に向かいます。

 源氏物語ミュージアムは素通り。


 ミュージアムの裏側を通ります。思っていたより、人が少ない。


 さわらびの道



 所々に源氏物語の舞台となった場所に立て看板が掲げられている。


 展望台に向かう道があるようなので、そちらへ。途中にある公園で引き返す予定です。



 新緑の中、鳥の声しか聞こえない。


 公園らしきものはなかった。途中に置かれてあったベンチのことを言っていたのかもしれない。


 展望台まで来てしまった。


 特に景色が綺麗というわけではない。建物が多すぎる。


 平等院鳳凰堂。宇治橋も見えるらしい。



 このまま先へ行けば興聖寺へ辿り着くようなので、引き返さずにこのまま進みます。興聖寺は右。



 電波が届くので、迷うことはないはず。

 

 道標では菟道稚郎子(うじのわきのあらつこ)の墓も右になっているが、これは間違いでは? この人の墓は駅の近くにあったはず。おそらく方向が逆。

 道標は「うじわきあらっこ」になっている。この読み方もあるのだろう。


 鶯がずっと鳴いていた。お勧めできる場所です。おかげで頭の中の気怠い感じがなくなった。


 興聖寺に裏側から到着。写真は入り口方面。


 宇治はまだ満開。4/10の話です。



 ここが興聖寺。15年くらい前に一度来た記憶がある。その時は退屈に感じた事を思い出します。曹洞宗において最古の道場。







 幸運にも独占することができました。


 外国人はあまり庭園には関心がないのか、眺めもせずに直ぐに帰ってしまう。




 裏側の庭



 10分以上は眺めていたか。その間は誰も来なかった。桜の時期でここまで静かなら、他の季節はもっとゆっくりできるのでは。しばらく内観に耽っていました。


 枯山水に見えるが、苔が乾いただけだと思われる。


 血天井。家康の時代に伏見桃山城が陥落したが、その時に家臣たちが自害をしている。その弔いとして天井として再利用されました。他には三千院の塔頭や養源院にも血天井があります。


 白で囲ったところに血の跡が残っているようです。





 血天井以外のことを思い出せない。当時も拝んだはず。


 曹洞宗なので坐禅を重んじている。参加できるらしい。



 木魚。当時は魚の木彫りを叩いていた。


 眺めていたら、外国人に声をかけられました。チケットの購入場所が分からなかったらしい。確かに分かりづらい。入って良いのかも躊躇する雰囲気だから仕方がない。しかし、よくここまで来ようと思ったものだと感心する。



 裏側から来たので入り口から出て行きます。


 本来はここから入って行きます。


 いよいよメインの宇治川沿いの桜。次回へ続きます。