松本人志たちが被害者を特定して、被害者を潰そうと躍起になっている。ここで疑問に思うのは、今田耕司が被害者を潰して裁判に勝った事例があるのを知っていながら、何の理由があって被害者女性ではなく文春を訴えたのか。ということです。

 これは自身のイメージダウンを避けるためだったと考えると納得がいく。被害者女性たちを潰すことは考えているだろうが、露骨に被害者女性をターゲットにしてしまったら、イメージが損なわれるので芸能界への復帰が困難になる。だから表向きは善人と被害者を装いつつ、裏で卑怯な手を使って被害者女性を潰すという作戦に切り替えたのでしょう。


 本当かどうか分かりませんが、どうやら被害者女性が特定されたらしい。ここまで時間が掛かったのは、松本人志が被害者女性ではなく文春を相手に裁判を起こしたことが原因です。伊東純也のように被害者女性を相手に訴訟を起こしておけば、相手の住所地などの個人情報を易々と手に入ることができていた。

 伊東純也は個人情報の入手も視野に入れて、被害者女性をターゲットに絞って訴訟を起こしたと思います。だから直ぐに個人が特定されたのです。誤算は思いの外、心が折れなかったことでしょう。

 松本人志のように間に文春が入ってしまうと、個人情報の入手はそう簡単には行かなくなる。だから松本人志たちは個人を特定するのに手間取ったのです。

 

 松本人志の件で他に気になったのは、第一回目の口頭弁論で裁判所に数百人もの人たちが集まったことです。この珍現象は一体何なのだろうか。通常、裁判は文書のやり取りだけで行われます。後半に尋問が行われるのであれば、松本人志は裁判所に現れるかもしれないが、今の段階で来るはずがない。見に行ってどうするのか。



 こちらの小説もどうぞ。




 今回は「戦国武将伝 西日本編」の紹介です。



 一般的に伝わっている話を書くだけでは、つまらないと思ったのか、あまり世間に知られていない話が書いてありました。


毛利元就

「まだ毛利家の領土が狭かった頃に奮闘して領土を拡大してきた人物。六十歳を超えて家督の引き継ぎを考えていた。六人の子どもがおり、隆元、元春、隆景の三人に託すしかない状況。教訓を授けるだけでは無意味と思い、三本の矢を折らせた」


 ここまではよく知られた話です。史実ではないとされていますが、武将伝とタイトルにしてあるので、これはクリアすることができている。別に史実を書きたかったわけではありません。

 三本の矢の続きが書いてありました。



尼子経久

「梅津主殿助は鴨倉七手の槍の1人で位が高い。しかし腰を低くして周囲の者と接している。野心があり、出世を望んでいる人物でもある。尼子が横暴な振る舞いを見せた時、梅津主殿助は、その口実を使って尼子を守護職の座を追いやる。しかし徐々に息を吹き返してくる尼子。そこで主殿助は策略を練って、尼子の忠臣である山中を仲間に引き入れた」


 尼子が戦いを始めた時、これをチャンスと見て梅津主殿助は行動に移す。しかし、それが尼子の策略だった。というオチ。これは先を読むことができなかった。策略に掛かるのは仕方がないと思います。



大内義興

「足利義尹の京の奪還に協力し、上洛する。上洛した後は直ぐに戻る予定だったが、足利や朝廷などから止められて帰ることができなかった」


 ここで妻が策略を立てて解決に向かう。といった話です。



松永久秀

「彦六という子どもを育てている九兵衛(久秀)。彦六の母親は彦六を置いて家を出て行った。しかし彦六は母親を忘れることができず、母親と会いたがっている。ある日、九兵衛に縁談の話が持ち込まれるが、九兵衛には悔やむことがあり、再婚には積極的になれなかった。しかし相手の女性が九兵衛の心情を見抜いて心を寄せる」


 この小説での九兵衛は、自分の命のことより他人のことを考えて行動に走る人物として描かれている。松永久秀は必要以上に悪く書かれる人物なので、この小説に書いてあるエピソードはあながち嘘ではないのかもしれません。



龍造寺家兼

「九十三歳にして戦いに出ようとする」


 何故、戦いに出ようと思ったのかの描写が書いてあった。しかし龍造寺は同じ主君に従える者に策略を練られて失脚する。



 途中で読むのに飽きて放置していたら、いつのまにか読めなくなっていた。期間限定で無料で読める小説だったので仕方がない。というわけで、途中までの紹介です。