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 大谷は史上最高額の詐欺事件を引き起こした仮想通貨FTXの広告塔になったことがある。投資家たちから訴訟を起こされていたが、決着がついたのだろうか。あれだけ稼いでおきながら危ない橋を渡ってまで金が欲しい理由は一体、何なんなのか。

 それにしても日本人は国民性だから仕方がないとは言え、有名人に対して少々、盲目的になりすぎやしないか。何でも受け入れてしまっている。バイアスが掛かっていない海外ではストーレートに批判されている。

「気がつかなかった」「知らなかった」と言って逃げ切るのは詐欺師の常套手段だが、これを大谷もやったことに関しては呆れるしかない。

 さすがに7億円もの大金を小出しに使われて、気づかないはずはない。一般人でもクレジットカードが不正に使われたら普通は気付く。小さい額ならまだしも金額が大きければ、絶対に気付く。
 ダルビッシュや上原が明言していたが、大金を動かそうとした場合はしつこいくらいに連絡が来るらしい。もちろん代理人では意味がないので、直接本人に連絡がきます。それでも「知らなかった」「窃盗だ」と言って、逃げ切るつもりなのか。この線は相当に無理があると思う。確か大谷の口座から振り込まれた回数は9回もあったはずです。
 金を渡して通訳を黙らせたのかもしれないが、これは今後も尾を引くでしょう。日本人の大半は味方になってくれるかもしれないが、さすがに海外の人たちはそうもいかない。大丈夫か、大谷。


 どうやら大谷が会見を開くようです。どのような言い訳が飛び出すか見ものです、とは言っても弁護団が考えた脚本の通りに大谷が話しをするだけですが。
 おそらく「大谷自身が振り込んだ。しかし通訳が嘘をついたので、賭博とは知らなかった」とするのではないか。

 大谷自身が振り込んだことを揉み消すことが可能ならば、「通訳が大谷の知らないところで勝手に振り込んだ」ことにするはず。これができるのなら、これに越したことはありません。

 通訳を詐欺罪に持って行きたいようなので、狙いはこれなのでしょう。

「嘘をつかれて、大谷がそれを信じてしまい、大谷自らの手で振り込んでしまった」とするなら、これは何罪に該当するのか。これも詐欺罪か。この線もあるかもしれない。

 大谷は金のなる木。何としてでもクリーンなイメージのまま解決しなければならない。大谷を完全なる被害者にしたいわけです。これが1番なのは間違いないが、果たしてそれは可能なのか。

 通訳の取り扱いをどうするかが鍵となる。通訳には懲役刑になるほどのダメージは与えないと思うが、どうするつもりなのか。罪を着せて徹底的に潰しにかかるのだろうか。

 いずれにしても通訳の人は完全に終わる。周囲は大谷を守るはずなので、金にならない通訳を守ることはない。大谷だって自分を犠牲にしてまで守りはしないだろう。今後は通訳の人の浮上はもうないのではないか。


 通訳が話を突然、変えたので様々な憶測が飛び交っていますが、その理由はどうやら下記のようです。
「アメリカの贈与税は日本と違って、贈ったほうが支払う義務がある。無申告だと脱税扱いになる」
 これが理由ならば辻褄が合います。

 当初は「大谷が振り込んだ」と発言したが、後日になって「大谷知らなかった。私が勝手に振り込んだ」と言い換えていた。この理由がつきます。

「振り込んでいない」ことにしなければ、大谷が脱税したことになってしまう。「知らない」「振り込みもしていない」といった設定で押し切るしかないわけです。

となると、

「大谷は知らなかった。通訳が勝手に振り込んだ」

 これしかなくなってしまう。詐欺罪と急に言い出した理由もつくので、これで勝負するつもりではないか。


 通訳は野球賭博はしていないと発言しているが、野球賭博をしていないにしても、野球の裏情報を意図的に第三者に流して金を稼いでいた可能性なら十分に有り得る。罪が重なりそうです。


 金が絡むと、どいつもこいつもクズ化するのは、さすが人間と言うべきか。

 認知症になった時、人は家族の名前や顔を簡単に忘れてしまうものですが、金のことだけは忘れない。人間の強欲さには頭が下がる思いです。



 高瀬川を歩いていたら、瑞泉寺が開いていました。


瑞泉寺

 秀吉の養子である秀次とその家臣たちが祀られています。とち狂った秀吉が秀次など数十人ほど殺害した、俗に言う秀次事件がこの地で起きました。


 梅が咲いていました。


消された菊花紋


 神仏分離令とは、神と仏を分けろ。といった意味不明な国からの命令です。かつて寺院が徹底的に破壊された時期があったのです。菊の紋様が削られていたなんて、以前、来た時は気づきもしなかった。



前関白豊臣秀次公の墓

 秀吉に子どもができたので、秀次が邪魔になったのは分かるが、全員、殺戮してしまうとは……。秀吉の行動に嫌気が差した秀次が反発でもしたのかもしれないが、ここまでする必要はない。一体、何があったのか。秀次事件は未に謎のままです。


 以前、訪れた時は10年以上も前になるか。何の理由か分からないが、突然、足が痛くなったことを思い出します。今回も謎の体調不良を起こしてしまった。単なる偶然でしょうが、次からは写真を撮らないようにしなければ。

 秀次の首が納められていた石櫃(いしびつ)が見えます。


秀次悪逆塚

 この命名が付けられています。現在は削り取られているので読み取ることはできません。遺体が放り込まれた穴の上に建てられていた塚が洪水で流された後、高瀬川の開発をしていた角倉了以が偶然発見しています。その時に削り取られました。何の因果か、角倉了以の実弟は秀次の家臣でした。


 覚えていないだけで前からあったかもしれませんが、秀次の目の前に供養塔が建てられていた。


 仕えていた人たちの供養塔が秀次の墓の周囲を囲んでいる。全く関係のない人たちまで殺戮するとは正気の沙汰とは思えない。鬼畜の所業である。女、子ども、老人、見境なく殺している。


本堂


 帰ろうとした時に外国人が境内に入ってきました。この寺院がどういうところなのか知らないはず。


 瑞泉寺はいつも開いているわけではありませんが、門が開いていたら手を合わせて欲しいと思います。