下記は私が書いた小説です。人生に行き詰まった主人公がどのように立ち直って行くかを書いた作品になります。良かったらどうぞ。


 三栖(みす)神社の炬火(たいまつ)祭にやって来ました。このような町中で火祭りが行われているとは予想もしなかった。鞍馬や花背あたりに行かないと見れないと思っていた。


三栖神社 炬火祭

「約1300年前、天武天皇が大津に向かう時に炬で夜道を照らしたという伝説に由来する」

 

 平成元年に約30年ぶりに復活させたようですが、祭りの起源がいつなのかは調べても分かりませんでした。


 いよいよ開始


 先に向かった細い炬火に火をつけに行きます。


 大炬火の登場。芯の直径が4尺(120cm)、火をつける頭部が直径13尺(4メートル)らしいが、規定があるわけではなく、年々大きくなっているとか。大炬火は宇治川で育ったヨシを使って一年を掛けて製作している。 


 大炬火に火がつけられるもよう。


 大炬火にも火がつけられました。


 火の勢いはほぼ火事と言っていい。電線の真下でしばらくの間立ち止まっていたが、電線は切れなかった。特殊な加工がされてあるに違いない。


 担いでいる人たちは火傷しないのだろうか


 竹田街道を突き進んでいく。


 20分ほどで大炬火は燃え尽きます。




 車が一台炎上したかのような火力


 龍が舞い上がる。



 火傷くらいはしていると思う。


 水を掛けて火の勢いを止めています。大炬火はその場で回り続けていた。


 いよいよ終わり。


 予想以上の祭りだった。


 黒い灰が空から次から次へと舞い降りてくるので注意が必要です。服やカバンが汚れるのは避けられない。


 この日は午後から雨が降っていた。なのに、炬火祭が始まる直前に止むという幸運に見舞われました。日本各地で4年ぶりに行われるイベントが数多くあるので、無事に遂行して頂きたいものです。

 三栖神社の炬火祭は鞍馬の火祭りほど人が混雑していないし、また行われる場所もアクセスが良いので、そのうち外国人も来るようになるのかもしれません。楽しめるのは今だけか。