村上春樹の最新作で南京事件を肯定した記述があるらしく、一部で反発の声が上がっている。


今回の「騎士団長殺し」で批判している人達で気になるのは、百田という作家もそうだが、自分で読んでいない人が多いところ。

一部の描写だけ取り上げて批判を展開しているが、全て読んだ時に反日思想が全否定されていて、

「南京事件は起きているとは言えないのに、虐殺があったと断定するのは愚か者のすること」

と受け取れるような所謂、どんでん返しがあったらどうするのだろうかと思う。


それとも過去の村上春樹の発言から、その可能性は極めて少ないと推測して、反日思想の記述なのだと断定しているのだろうか。

有名人にしては軽率な気がする。以前のライブドアの偽メール事件で最終的にビルから飛び降りた永田議員の例のように赤っ恥をかく可能性もあるというのに。


村上春樹はカルト団体についての小説も書いているようだから、洗脳、マインドコントロールについても造詣が深そうではある。

そこらの洗脳教育を受けて反日思想を持った団塊の世代と同じだとは思えないので、何かしら計算があってやっていそうです。


中国批判をするより、中国側に付いた方がノーベル文学賞を受賞する可能性が高いと睨んだか。


右翼に裁判を起こされる可能性なども想定しているだろうから、その対策も既に練ってありそうだ。

騒がられることで、自分の価値を上げることを狙っていることも考えられる。

南京事件に関しては小説を書く際に、確固たる証拠を見つけてしまって、絶対に勝てる自信があるとか。何にしても狙ってやっているのは、間違いない。


売り上げに関しても先のことを予想してそうではある。

残念ながら日本人の大半は従属的な面があるから、一部の人が村上春樹を叩きはしても、大半の人達は村上春樹を肯定的に捉えている。

日本の村上春樹ファンは、この先はこれ以上増えないとしても、既に信者になっている人の洗脳なんて中々解けないでしょう。売り上げが減っても微々たるもの。

中国や韓国に媚を売れば新たに人気を獲得することができるので、一部の日本人を敵に回したとしてもトータルではどう考えてもプラスになる。

後押しがあって、ノーベル文学賞だって受賞してしまうかもしれない。


村上春樹が短絡的であるとは思えないので、恐らくは全て計算してやっている。

このままの状態を維持するよりは、中国、韓国側に付いて、中国、韓国で支持者が増えることでノーベル文学賞が貰えるのだったら、そちらを選択するのは村上春樹としては当然のことなのでしょう。


右や左と断定する表現するのはよくないが、日本では右翼からは反発されても、左翼からは賞賛されて擁護されるわけだから相殺されてプラスマイナスゼロになるかもしれず、必ずしもマイナスになるとは限らない。


さっそく今回の村上春樹の件に便乗して安倍首相を歴史修正主義者などと称して騒ぎ立てて批判している奴らが出て来て非常に鬱陶しい。安倍首相なんて村上春樹とは全く関係がないというのに。


村上春樹は今までも散々日本人の歴史観に対して批判してきた人だから、ブレてはおらず一貫としている。

此処に来て急にノーベル文学賞を狙いに行った可能性がある。村上春樹は焦っているのかもしれない。


Amazonなどのレビューを詠むと反日思想以前に内容の劣化が目立つ。

村上春樹は早急にノーベル文学賞を取りに行かないといけない状況にあると判断していそうだ。劣化があるという以前に誰も小説を読まなくなった。それに本人が1番気付いているはず。ここが正念場、最後のチャンスだとでも思っていてもおかしくはない。


身の回りを見ていても思うが、村上春樹のファンは頭がぽわーんした人が多いような気がする。内容と、そのような文体だからといって自分までも、ふわふわした人間にならなくてもいいのにと思ってしまう。


村上春樹の作品には哲学や宗教なども盛り込まれてある。しかし村上春樹のファンと話しても哲学や宗教なんて全く理解してないどころか、興味がない人達ばかり。自分なりの考え方なんて全く持っていない。


村上春樹のどこがいいのか聞いても、

「世界観が好きなんですよ。いつまでも浸っていたいっていうか」

「文章が最高なんです」


そんなことしか言えない。具体的に何処がいいのか聞いたら

「そんなことはどうでもいいんです。好きという気持ちがある。それだけでいいんです」

「感想は人それぞれだから別にいいんです。その人がいいと言ったら」


などと言い始める。結局、何も分かってない。「世界的に認められていて、理解するのが難解な村上作品が好きな私、素敵」というように、自己陶酔しているだけなのではないかと思う。


だから村上春樹の本は読まなかった。気持ち悪いから。

村上春樹が嫌いというより、盲目的なファンが嫌いだったのだと思う。

深いところまで読んで村上春樹の良さが分かっている人は別に構わないが、そのような人は殆どいない。


村上春樹のファンに限らず、基本的にファンというのは思考停止して何でも肯定してしまうから話が通じない。


例えば桑田佳祐、漫画の刃牙

サザンのファンは桑田佳祐の反日思想なんて軽々しく受け入れるし、刃牙のファンも同じ。

刃牙は露骨に日本兵が虐殺の限りを尽くした。と描写してあるのだが、やはりファンは何とも思わずに受け入れていた。


集団を形成する人達というのは、会社なども該当するが、基本的に何も考えていない。所謂、思考停止している人が多いように思える。


村上春樹は20代の頃に2冊ほど読んだだけなので、もっと読んでみようかと思います。恐らく好きにはならないとは思いますが。