子宮系とは一体何なのか?との質問を頂いたので子宮委員長や信者達の思想や発言を下記に纏めました。

あまりにも荒唐無稽な思想が膨大にあって全てを書くのは不可能でした。下記は一部です。これは世間でも指摘されているように新興宗教と言っても良いでしょう。



子宮が脳を司る!

「子宮にネガティヴなイメージやカルマが蓄積されるとの思想を持つ。子宮を温めることで思考も柔軟になりトラウマも解消される」


女性は子宮で考える。との言葉があります。実際にそんなところで考えている訳がないと思うのですが、彼女達は本気です。



「つらい人生を変えたかったら子宮を温めましょう。温めケアやセックスで子宮が活性化します。子宮を温めるには、膣を使うことが大事。彼氏や夫以外との性行為を奨励します。そして望まれない子どもが産まれた時は子宮の声に従って育てなくても良い」


身勝手な女性が増えてますが、その女性達からすれば縋(すが)りたくなる思想なのでしょう。好き勝手やっても責任は一切持たなくても良い。身から出た錆でも苦しいことはあっさり投げ捨てましょう。ということ。そのうち子どもが遺棄されるなどの事件が起きると思います。



「生体エネルギーは下から上に流れています」


まず生体エネルギーというのが分かりません。波動とかチャクラ、宇宙エネルギーのように彼らが脳内で作り出したエセエネルギーの事でしょうか?



「ブロガーや講演会、個人セッションで数十万頂きます。私が販売している布ナプキンを使いましょう。手間がかかる布ナプキンを使うのが難しいハードな職場環境、生活環境は身体に悪いから変えましょう」


ブログには1万円札を沢山手に持って扇のように広げて薄気味悪い笑顔で写った写真を彼女らは掲載していますが、信者を騙して彼女たちから資産を奪い取り、金儲けをする事に一切の良心の呵責はありません。善い行いをしていると思い込んでいます。金儲けの事しか考えていませんが、彼女らにとって欲望に忠実な事はこの上なく素晴らしいことなので全く躊躇がありません。



「子宮や骨盤まわりの血行は金脈や人脈につながっているので、ぽかぽか子宮になって子宮の声に従っていれば、必要なお金が自然と手に入る」


子宮や骨盤の周りに金脈や人脈があるとは......何という驚愕な事実。しかも温めたら金持ちになるとか一体どんな理論なのか。



「胎児が大丈夫といったから、妊娠中も酒、タバコもOKです」


さすが身勝手なだけあります。要は周りの迷惑など一切考えずに好きな事を好きなだけやれ。と言っているのと一緒。



「遠慮なく暴言を吐くこと。本音を口にしてたら、どんどん痩せて幸せになれます」


他も全て間違った教えばかりですが、この教えは脳科学的には完全にアウトな発言です。ネガティヴな思考は脳に負荷が掛かるとの研究結果が出ています。脳が萎縮することはあっても、痩せるなど非科学的もいいところ。



「夫がいる家庭に男を連れ込むほど、私は修行が出来ていない。私の望む自由とは程遠い」


これは子宮系女子がブログに書いていたもの。スワップセッションというものがあるとの指摘もあるので摘発されるのも時間の問題でしょう。

子宮系カルト団体はオウム真理教のように何処かの場所に1箇所に集まって活動している可能性もあって、今までのように個人の単独行動だけではなくなってきている。危険な団体へと急変貌を遂げています。



「ジェムリンガで子宮が宇宙に繋がる。(注 ジェムリンガとは膣に挿れるパワーストーンの事) 私は水晶などのパワーストーンの電気代謝を知っているから、人間のカラダのもっとも発電力の高いところで活性化したかったというのが事の起こりです」


新興宗教の起源を述べていました。この人達は電気ウナギのように膣で発電して幸せになるのだそうです。



「まず無添加純銀でできた「気」の入り口と出口を持った水晶などの天然鉱物は、その電気を取り込み熱や振動という、別のエネルギーに変えることによって「消費」する働きをしています」


もっともらしい事を述べていますが、訳が分かりません。天然鉱物にエネルギー作用をもたらすものがあるのか知りませんが、あったとしても人体に影響を及ぼすほどのパワーがあるはずもありません。



「いつどのような時にどのくらいの電力を発生するのかと言いますと、これほど個人差のある生理現象も解剖学的に説明が付かないのですが、一般的に性的な刺激が最も高まった時だと言われています。その頂点がオーガズムだと言われていて、身体全体を痙攣させたり硬直させ、果てには身体の自由が利かなくなってしまうくらい、つまり「感電」を生じさせます。ホト(膣のこと)は脳や延髄に影響を与えるくらい高い電圧の電力を発生するようです」


オーガズムは感電なのだそうです。オーガズムを得て感電する事で脳にまで作用するから幸せになれるという理屈なのだそう。まあ快楽物質が脳内に分泌されるから多幸感は得られるだろうけど、この人達が言っているのは金持ちになれたり人脈が広がるという意味です。自分の願いが次々に叶うという意味の幸せなので、オーガズムを得ることで、その幸せが手に入るというのは無理があるでしょう。女の武器を使って身体を売って上にのし上がって行きましょう。とでも言っているのだろうか。



女性には〈リクツ〉はどうでもいいんです。それよりも、ちゃんと感じることができるすてきな感覚器官を持っていらっしゃる。男は脳で考え、女性は子宮で考えると言われています。女は外で働かなくていい。勉強しなくていい。面倒な事は全て男にさせましょう」


これは最早、女性蔑視の考え方です。男性すら蔑視していて自分の事しか考えていません。江戸時代の「女に学問はいらない」といった考え方に通じるし、「女は大学なんて行く必要がない」などと言っている人達と何ら変わりがありません。男は単なるATMと発言する人も近年多くなってきた印象です。



「子宮は神社、膣は参道、だからジェムリンガを買って奉納しましょう」

「子宮周辺の血管や神経は神様と人間をつなぐ龍神様の通り道=龍脈である」


世間の人達を笑わせようとしているのではなくて、やはり彼女らは本気なのです。カルト団体と呼ばれる所以です。ジェムリンガは膣に挿れるパワーストーンの事ですが、これを彼女らは奉納と称しています。



「膣に指を入れてキュッと締めることは〈膣ハグ〉、瞑想中の意識を膣へ向ける〈膣瞑想〉、低体温も〈膣冷え〉……と、もう何が何でも、まずは膣!!」


ハグは精神的に安らぐ効果があるとされてますが、まさかこんな使われ方をするとは...しかも膣瞑想とか意味わからん。


Amazonで下記の子宮系書籍を見つけました。至って普通に見える女性が表紙になっています。一般的に広まってきているようでアメブロを見ていても、この人達は宗教を行なっているという感覚が全くないところが特徴として上げられます。本当に心の底から信じてしまっている。パワーストーンを腕に巻くなどの嗜む程度ではない。


書籍

あげまん道 「あなたをあげまんに」私は本気です。



「セッションをしないセッション♫子宮委員長の時間をご購入いただき、子宮委員長と2人だけの時間を過ごせます♡「会いたい!」という理由だけで会いにきてください♫依存大歓迎です☆☆☆あなたの人生の特別な節目にお越し下さい♪

『奉納&お賽銭お待ちしています』

金額、60分490000円」


心理カウンセラーが行う心理療法というのは、クライアントの依存体質を無くして自立してもらう事を目指しています。だからクライアントに対して一方的に価値観を押し付けるなどもしないし、このようにしろと指示したりアドバイスもしない。

認知の歪みを正す方法論は教えても基本的にはクライアント自身に考えてもらう。考えて行動を取る事を覚えてもらって、今後生きていく過程で何らかの障害に当たっても、自分の力で時には周りの人達の協力を得ながら解決する事が出来るようにします。

このようにして1人の人間として自立する事を目指すわけです。しかし子宮系カルト団体や心屋一派は徹底的に依存させて集金します。依存させないとコントロールする事が出来ないし、金儲けをする事が出来なくなる為でしょう。

60分で49万とか正気の沙汰とは思えません。



「予定日をズラす。お願いするだけ。女性ホルモン(エストロゲン、プロゲストロン)が卵巣から分泌されることで起きるのですが、その女性ホルモンは時期が来ればひとりでに分泌されるわけではありません。脳の指令によって分泌されるのです。ということは、意図して自分にお願いすることで、脳の指令がそのようになるのです」


無茶苦茶な論理です。医療職ではない人達が聞いても、そんな訳ないだろ。と突っ込みたくなるような教えがこの新興宗教には多くて、しかも多くの若い女性が信仰しているのが事実です。

ホルモンはホルモンの種類によって場所が異なりますが、視床下部などから分泌されます。脳で司令を出してあるからと言って、自分の意思によって分泌のタイミングをコントロールすることは不可能です。


洗脳、マインドコントロール下に置かれた人には何を言っても無駄なところがあって、痛い思いをしない限り、中々洗脳というのは解けないし、解けるとも限らない。

彼女らは多額の借金をしたり、人間関係が崩壊したり、子どもが産めない身体になるなど取り返しがつかない事がいつか起きる。

信者は被害を受けた時、「自分の信仰心が足りないから自分の身に不幸が降りかかったのだ」と判断して更に多額の献金をするかもしれない。また「良くない人達と接したから災いが起きた」などと解釈をして、新興宗教から引き離そうとしてくれている親や友人たちを切り捨てて、更に新興宗教の教えに縋って、団体に依存して孤立してしまうかもしれない。


この新興宗教の勢いを止めるには国が動いて叩き潰すか、多くの人達がこの新興宗教の教えを馬鹿にして広めて回るしかないのではないか。これで少しは洗脳を防ぐことができると思います。