以前、北九州から支援を受けて東芝が北九州の小倉に東芝工場を造っていたが、ここの社員の横暴さは目に余るものがあった。何があったらここまで人は勘違いすることが出来るのだろうかと思える人間ばかりだった。
東芝に勤めているというだけで、自分達は一般人より優れた人間だと本気で思っていた。
東芝は派遣社員を雇っていたが、派遣なんてゴミ扱い。奴隷だという認識しかしていなかった。接し方も当然上から目線になるわけだが、これが度を越した態度。奴隷が人間に話しかけてきた際には、それだけでキレて叫ぶ奴がいたくらい。失礼な態度を取ったからではなく、ただ話しかけられからという理由。体質的には末期状態だった。

派遣会社も派遣を呼び寄せるために求人雑誌には嘘ばかり記載していた。
例えば給料13万程度しかないのにも関わらず、28万と記載。交通費なしだが全額支給と記載。勤務時間も捏造。社員になれる道なんて用意しているわけがないのに正社員登用ありと記載していたり、最悪は社員として募集すらしていた。何故か派遣社員はその言葉を信じて社員(人間)になる為に搾取されながら働いている。身の回りに派遣から社員になった人がいないことから、嘘だと分かるはずだが、彼らは思考停止しているので気付かない。奴隷扱いされていても、それが当然だと思っていた。我慢をして働いて貯金をしたり、将来の為に資格などの勉強をしている人なんて見たことがない。

派遣の担当は派遣が突然来なくなると(来るわけがないが)、社員に土下座させられ、時には殴られていた。そいつも殴られても自分が悪いとしか認識出来ていない。傷害事件だというのに、おかしな連中だった。
組織として完全に体質が腐っており、機能麻痺に陥っていた為に、会社の機密情報を韓国の企業などに持ち運ぶ事も簡単に出来た。韓国企業に情報を垂れ流す奴まで出てニュースになっていたが、それくらい管理体制が杜撰だった。処罰されたかどうか知らないが、発覚したのは僅かな人間のみ。それが副収入となっていた。
今では社員はリストラの対象となっていて、当時勘違いして偉そうな態度でいた奴らは遠くの訳の分からない会社に飛ばされたり、パワハラを受けるなどをして退職に追い込まれている。退職金も碌に払える状況ではないらしく、数十万程度だとか。
あの当時の東芝を見ていると、その後の東芝が終焉の途を辿っていったのは当然だと思う。
優れた製品が作れなかったとか、戦略が間違っていたとか、そのような問題ではなく、それ以前の問題で当時既に東芝は終わっていた。
さっさと倒産してこの世から消えていただけたらと心から思う今日この頃。