当時は、スイスフランが92円、ドイツマルクが85円、イタリアリラが0.1円、フランが22円ぐらいだったかな。

チューリッヒと比べて、もう一度スイスに訪れた時のベルンの街は美しかった。
グリンデルワルドのユースホステルに泊まったのだが、その夕食が思い出に残っている。ヘルパーの人が「National Food」と言ってザウワークラフトを山盛りによそってくれるのだが、酢キャベツの酢が、温めたために凄い匂いなのだ。
日本人にはちょっと我慢できない感じなので、早々に食事は切り上げた。

次の日はアルプスに登った。ユングフラウヨッホ。
ここからスキーで滑り降りたと書くとカッコいいが、さすがにアルプスから滑り降りたのは、夢の中だけだった。

そして、ジュネーブへ。
言葉が違うせいか、3月になって暖かくなったせいか、同じスイスなのに、この前行ったチューリッヒとは少し違う。
なんたって、国連もあるところだ。

そして、列車好きの私はパリまでTGVで行こうとリヨンに向かうのでした。

フランス編に続く。

写真は、1986年のユングフラウヨッホで撮ったもの。