職場の休憩室は、いわば情報収集の場で、私いっつもそこで情報集めております。
で、営業二課の部長さんが愚痴ることには、昨年度入社の新卒君がどうも要領悪し。
とのことで頭をいためておりました。
新卒君は何人か採用になって、もう一年経ちますのでここにきて、能力の差が顕著だそうです。
適材適所といいますから、一概にできないできないというのも、よくないことです。
営業部であんまり振るわなくても、実は企画だったらものすごく延びたとか、逆もまたしかりで、あるあるな話。
ついでに、その部署の人間関係とか、上司と馬が合わないとか、いろいろあるからね。
なのですが、その愚痴を言った部長さんは、結構な人情派で私的にもそうとうお世話になっております人です。簡単に部下を投げ出したりしない人なので、ちょっとびっくり。
話を聞いてると、どうもその新人ちゃん、気が利かないってことなんだと思う。
最近よく耳にするんですが、新人さんが、上司や先輩に、たとえば「このお客様に、商品カタログを送っておいてくれ」と言われて、もちろんきちんと送るのですが、「カタログ」のみ送る。みたいなことのようです。
本当は、その「商品カタログを送っておいてくれ」の中には、「簡単な挨拶文も同梱してくれ」ってセリフが入っているわけです。
受ける側は、言われてなかったから。なのですが、依頼する側は、それくらいの気遣いは当然。ってことなんですよね。
で、問題なのは、本当に本当に社会人経験が浅く、知らない場合は、仕方ない。
が、勤めて一年も経てば、そのくらいのお作法は身について当然とみられることです。
こればっかしは、いかになんでも、一年も勤めていてお客様にあいさつ文を一筆くらいは常識だろうと思われても仕方がないわけで。
例に出したのが、挨拶文ではありますが本質的に部長さんが頭を痛めているのはここのところなのです。
こんなに簡単なことは、そろそろ言わなくても、理解してもらえると思っていた。
それは、社会人として常識ではないか。というところ。
また、同時期に入った新人さんが、等しく同じレベルでしか仕事ができないならばまだ、指示が悪いなど、見直しもできるものを、現実として個人個人、差が出てきてしまっているのがまずい。
人情派としては、なるべく部下をひいきしたくはないが、かといって頑張っている方の若手を持ち上げなければ、そちらの方がやる気がなくなる。だからと言って、できない方を叱り飛ばすのも、最近の若手には難しいよなぁということで。
上役ともなるといろいろ大変だなと思います。
そろそろ、中堅のばばぁといたしましては、若者には言っておきたい。
やっぱし社会人になったら、いろいろいろ勉強してほしい。言われたことだけをやるのではなく、どうしたら、もっとうまくいくだろう。この失敗は、どうしたら次はなくなるだろう。こう言われたけど、本当はこうした方がいいんでないか?とか、いろいろ頭で考えてほしいなと思います。
もちろん、考えた挙句に失敗したっていうのはそれこそ、これから星の数ほどに出てきます。
が、それでも、頭で考えることをやめないでほしい。考えて、失敗して、痛い目にあって、だからこそ、人を思いやれるようになって、気働きができるようになるのです。
集団生活のコツであるよと言いたいのですが、口うるさいババァと言われるのが嫌なので、私はあんまりそういうことは言わないんですけどね。
あしからず。